「 奇跡の絶景 ~ Dragon Eye ~ 」
2023.05.22 撮影   岩手県八幡平市   2024.06

10年ほど前から行ってみたかった「ドラゴン・アイ」に、ようやく行ってきました。

ここ数年は瞳の部分に亀裂が入ってしまい、残念な様子でしたが
今年は久しぶりに奇麗に雪解けが進んでいると云う情報から、思い立って出掛けてみました。

初めて見た「ドラゴン・アイ」は とても奇麗でしたが、瞳が完全には開いてない状態でした
明日になれば開眼するのでは? と思い、強風の中で翌日まで粘りましたが駄目でした。

完全に開眼したら翌週も出掛けるつもりで身構えていましたが
結果的に今年は この時が一番良い状態だったようです。

自然の様々な条件が重なった時に見られる景色なので、やはり思うように行かないです
来年も状況を見ながら出掛けるつもりです。

※八幡平観光協会HPより
岩手から秋田にまたがる「国立公園八幡平」の山頂付近にある「鏡沼」の雪解けの様子が
龍の眼のように見える事から「八幡平ドラゴンアイ」と呼ばれています
5月の中旬~6月中旬の限られた時期に現れる神秘的な景色です
積雪量や雪解け、天候の状況などの条件がそろうと姿を現す自然の現象を見にぜひお出かけください。






「 スポットライト ~月夜の水没林~ 」
2023.04.25 撮影   山形県飯豊町 白川ダム   2024.05

例年ならGW明けに出掛ける白川ダムですが
今年は芽吹きも早いだろうと、新緑を狙って出掛けてみました。

今回は趣向を変えて、満月とのコラボを狙ってみました
月の光が湖面に反射する光の道が、一本の水没林を浮かび上がらせてくれました。

思っていた物が撮れた、満足できる一枚です。






「 高原の春 ~いち髪の木~ 」
2023.04.21 撮影   山形県最上郡最上町   2024.04

ヘアケアブランド「いち髪」のCM 「日本の四季篇」(2022公開)が
日本最大級の広告賞 「2023 63rd ACC TOKYO CREATIV TV AWARDS」
フィルムクラフト部門 総務大臣賞/ACCグランプリを受賞しました。

前森高原にある一本の桜の木が、このCMで使われました
CMには永野芽郁さん、楽曲はYOASOBIの「好きだ」が使われました。

小岩井の一本桜のように、有名になるといいですね。






「 残照 ~ 春を待つ ~ 」
2023.03.05 撮影   山形県鶴岡市   2024.03

山形と秋田の県境にそびえる鳥海山
海を前景に撮れる場所は限られてしまいます
何回も通いましたが、思ったようなものは撮れずに数年が過ぎてしまいました

この日も 50kmほど離れた鳥海山の麓に居たのですが、
なんとなく撮れそうな気がして大急ぎで移動、ようやくチャンスが回ってきました
岩礁に砕ける波と雪をまとった姿を、スローシャッターで狙ってみました。
この時以来、このようなチャンスに恵まれていません・・・





「 天使のはしご ~秋谷海岸の夕暮れ~ 」
2024.01.23 撮影   神奈川県横須賀市秋谷    2024.02

秋谷海岸にある「立石」は、富士山を背景に撮影できる有名なポイントです
この日は葉山・逗子での撮影後に立ち寄りましたが、肝心の富士山の姿は見えず
諦めていたところ、思わぬ光景に出会えました。

立石の向こうに広がる、上下の光芒
2度と出合えないかも知れない景色に、心躍らせシャッターを切りました。
上下にハッキリした光芒が見られたのは、ラッキーとしか言えません

立石」と海岸の「波」が良い演出をしてくれました。





「 笠雲 ~贈り物~ 」
2021.12.29 撮影   山梨県山中湖村 平野   2024.01

富士山には色々な形をした雲が現れますが、特に有名なのが笠雲です。
知ってはいても、なかなか出会えないのも笠雲です。

この日は忍野で撮影中に前兆があり、久々にしっかりした笠に出会えました
光の当り具合と、肝心の山頂が見える場所へと大急ぎで移動し
思った通りの笠雲と富士山を撮る事ができました。

手前に吊るし雲も出ていて、一部が彩雲になっていましたが
富士山から離れすぎていて絵にならなかったので、こんな感じで纏めてみました。

いつか彩雲と笠雲を撮れる時が来ればと思っています。






「 雲海の彼方に ~秋から冬へ~ 」
2023.11.23 撮影   山形県南陽市 高ツムジ山   2023.12

天気予報では濃霧注意報
この時期の置賜盆地は、深い霧に包まれることが多いので
チャンスとばかりに 「高ツムジ山」 まで足を延ばしてみました。

山頂からは飯豊連峰、朝日連峰、月山、宮城・福島方面と
360°の大パノラマが望めます。

どこを切り取るかは自由自在、この日は雲海をメインに撮影
とびっきりの景色に出会えた朝でした。






「 月山 ~冬のはじまり~ 」
2023.10.22 撮影   山形県西川町 月山   2023.11

姥沢にある 1本のダケカンバ
月山をバックに、ひっそりとたたずんでいます。

毎年この時期に、この木を撮るために訪れます
今年はタイミングが合わず先延ばしになっていましたが、
初雪の声を聞いたので天気が悪いのを承知で出掛けてみました

運よく雲の切れ間から太陽が顔を出してくれました
ほんの数分の出来事ですが、来なければ撮れない一枚を撮ることができました
紅葉にもギリギリ間に合い、ようやく撮りたかったものが撮れました。






「 夕暮れ ~ 鳥海山の贈り物 ~ 」
2023.09.29 撮影   山形県遊佐町 釜磯海岸   2023.10

濃霧注意報のなかで、幻想の森での撮影が空振りに終わり
手ぶらで帰るのは悔しいので、駄目元で夕方まで待機してみました
夕陽は雲に邪魔されながら沈んで行きましたが、雲がいろいろな表情を見せてくれました

鳥海山からの伏流水が作った水溜まりに雲が映し出され
いろいろな表情を見せてくれました
足跡の無い海岸で撮影ができ、とてもラッキーでした。






「 赤川花火大会 30th ANNIV ~ 感動 ~ 」
2023.08.19撮影  山形県鶴岡市   2023.09

今年も赤川花火大会は大当たりでした!
オープニングからエンディングまで、今までとは一味違う花火を堪能しました
昨年までも評判の良い大会だったのですが、迫力と豪華さは感動ものでした。

趣向を凝らした5回のミュージック・スターマインは
大量の花火が一気に打ち上げられたり、見ているぶんにはとても奇麗なのですが
これを写真にと云うと私の腕では歯が立ちませんでした
わかってはいたのですが白飛びを量産してしまい、まだまだ修行が足りません。

猛暑の中での場所取りは大変でしたが、感動の花火大会でした!
また来年も行けたらと思っています。






「 PRIUS alpha ZVW41 S-Touring selection  ~お疲れ様~ 」

どこに行く時も、一緒に走り続けてくれた愛車でした
2023.09に4回目の車検を迎える予定でしたが、走行距離(186,000Km)から、
車検費用や夏と冬のタイヤ代を含め、総合的に考えて乗り換える事にしました。

生涯燃費は 22.0Km/ℓ !!
特に不調や不満があった訳でもなく、ただ車中泊には少し狭かったくらいです
2020の春に KAYABA Lowfer sports kit の導入と同時に 、アッパーマウント、ブッシュ類等を全て新品に交換してから
別物のような動きに変わり、走る喜びを思い出させてくれました。

強いて云えば、安全支援装置が一切ついて無かったのが致命的な問題で
年齢的な衰えから、体力・気力・集中力が依然と比べて無くなってしまったので
事故を起こす前に、安全そうな車に方向転換しました。

できれば200,000Kmは走りたいと思っていましたが、
仕事と身体のの都合で走れなくなってしまい、それだけが心残りです・・・

契約から10ヶ月待ちで、7/12に納車された車は
ゆっくり時間をかけて、少しづつ自分の好みに仕上げて行くつもりです。
とりあえず、車中泊が可能な状態に早くしないと・・・ (笑)






「 朝陽のなかで ~ 雨あがりの朝に ~ 」

2022.07.14 撮影  山形県 蔵王 熊野岳   2023.07

この時期の蔵王は、霧雨や濃霧で歩くのも大変な時期ですが
強風と云うオマケまで付きます。

この日は珍しく良い感じで太陽が顔を出してくれました。
朝露に輝いている露を利用して、撮影をしてみようと思い探しましたが
都合の良い向きに咲いているコマクサを見つけるのに時間がかかりました。

そんな中で、ようやく撮れた一枚です。
条件に恵まれたら、もう一度撮ってみたいと思っています。






「 新緑に誘われて ~若葉の頃~ 」
2022.06.06 撮影  秋田県にかほ市冬師     2023.06

冬師湿原は一年を通して撮影できる、お気に入りの場所です。

冬は大変ですが、春から秋は容易にアクセスでき
鳥海山をはじめ、被写体に困りませんが自宅から遠いのが難点です

特にこの時期は夜明けが早いので、AM 1:00に出発しないと出遅れです
空振った時のダメージが大きいので、今年はまだ一度も行ってません(笑)






「 まきばの朝 ~小岩井の一本桜 」

2023.04.21 撮影  岩手県雫石町小岩井農場     2023.05

小岩井農場の一本桜
NHKの連続テレビ小説 「どんど晴れ」 や
TBSのドラマ 「冬の桜」に登場した、とても印象的な桜です。

例年ならGWの頃に見頃を迎えるのですが、今年は2週間も早く満開になりました
ちょうどタイミングよく休みが取れたので、大急ぎで出掛けてみました。

15年ほど前に訪れた時と比べると、桜に勢いが無くなったような気がします。
たまたま今年は花芽が少なかったのかも知れませんが、肩透かしをくらったような感じでした。

また来年も行ってみたいと思っています。






「 真夜中の絶景 ~ 観客の居ない天体ショー ~ 」
2022.04.09 撮影  秋田県にかほ市     2023.04

鳥海山と天の川の競演
今回は16mmレンズでのチャレンジです
今までは24mmだったのですが、撮り比べると圧倒的に16mmの恩恵を感じます。

誰も居ない真夜中過ぎに、天の川は一番いい所にあります
眠気と闘いながらの撮影は、妙に充実感あります

天の川は気象条件に左右されるので難しいけど、魅力的な被写体のひとつです。





「 桧原湖の朝  ~影絵の世界~ 」
2022.03.05 撮影   福島県摩耶郡北塩原村 桧原湖   2023.03

この日の桧原湖は、ワカサギ釣りで賑わっていました
真っ白な雪原には、延々と釣り人の足跡が・・・

諦めて退散しようとした時に、太陽が薄雲に隠れて良い色に色づいていました
奥の山にはモヤがかかり、手前の木々を引き立ててくれました

影絵作家の藤城清治さんの作品で、こんな色の影絵を見たような気がします
たまに出会える、こんな風景に癒されて、明日からも頑張ろうと思える自分がいます。






「 霧の寒河江川 ~溝延橋の夜明け ~」

2021.02.01 撮影  山形県西村山郡河北町 溝延橋       2023.02

春夏秋冬、撮影場所に困った時に、手軽に行けた溝延橋
特に雪景色の冬の朝には、特別な表情を見せてくれました。

昨年ですが、河川工事が行われ、中州は全て取り払われてしまいました。
そして右手に見えている木は全て切り倒されてしまいました・・・
年末に出掛けた時には、変わりはてた姿にガッカリしました。

いろいろな事情があるのでしょうが、年々撮影場所が減っているような気がします
出掛けるのが億劫になっている今日この頃です。






「 鳥海山の朝 」
2021.01.15 撮影  山形県遊佐町    2023.01

庄内を経由して秋田に抜ける時に通る遊佐町
目の前の鳥海山は、とても大きく見えます。

お気に入りの場所からの撮影ですが、雪景色の鳥海山は格別な美しさを感じます。

最近は色々な物が目立つようになってきましたが
雪は強い味方になってくれます。






「 夕暮れ ~ハクチョウのねぐら入り~」
2022.11.19 撮影  宮城県栗原市 伊豆沼    2022.12

伊豆沼・長沼は白鳥やガンなどの渡り鳥の飛来数が全国1位・2位を争う飛来地として有名です
東北最大の低地沼地で、東京ドーム約83個に匹敵する大きさと言われています。

大崎のバルーンフェスティバルの帰りに寄り道して、サンクチュアリセンターで色々な情報をいただき
気が付けば翌朝までネバっていました。

この時期はマガンの飛来数が一番多く、朝の飛び立ちを狙うには良い時期のようです
2週間 続けて通ってみましたが、なかなか条件が厳しく
案の定、思ったような物は撮れませんでした。

冬に入ると通うのが大変になるので、今シーズンは ここまでのようです。
また機会があればと思っています。






「 彩り ~紅葉の安久津八幡宮~ 」
2020.11.07 撮影  山形県高畠町 安久津八幡宮   2022.11

高畠町の 「古の里(いにしえのさと)」 界隈は、四季おりおりの撮影が楽しめます。

真っ赤なモミジと黄色のイチョウが、秋を演出してくれました
なかなか良い時期に行けなかったのですが、運よく この日は紅葉が真っ盛りでした。

秋は、秋田側の鳥海山や裏磐梯に気持ちが行ってしまいますが、灯台下暗しでした。
近くにある被写体に目を向ける事の大切さを実感しました






「 Dancing Tree ~夜明けのダケカンバ~ 」

2021.10.30 撮影  秋田県由利本荘市   2022.10

鳥海山は10月中旬から紅葉の見頃を迎えます
この日は、冠雪の鳥海山と紅葉を狙って、秋田まで出掛けました。

祓川ヒュッテ周辺はピークが過ぎていましたが
まるで踊っているように見える、裸のダケカンバに目が止まりました

紅葉とダケカンバのバランスを考えて構図を決め
上段のダケカンバに陽が射すのを待っての撮影です。

「夜明けのダケカンバ」 昭和の時代の歌のタイトルみたいですが
思いがけぬ出会いに感謝!です。






「 光芒 ~ 伏流水の天使たち ~ 」
2021.09.11 撮影  秋田県にかほ市 元滝伏流水  2022.09

以前から気になっていたのですが、ポイントがわからず諦めていました
地元のかたから場所を聞き、ようやく巡り会えました。
いくつかの条件が満たされた時にだけ出会える風景です。

昨年は少なかったカメラマンですが、今年は人気の場所になってしまいました
最近は元滝に行くと、こちらが気になって仕方ないです・・・ (笑)






「 夕暮れの弥陀ヶ原湿原 」
2021.08.06 撮影  山形県鶴岡市   2022.08

弥陀ヶ原湿原は月山の八合目にあり、日本海を眺望できる庄内に位置します。

この日は仕事をフレックスで退社後に、大急ぎで庄内まで車を走らせました
18:15頃に駐車場に着き、散策路を駆け上がり、撮影場所を探しましたが
限られた時間の中でこの場所に辿り着いたのはラッキーでした。
夕闇の中に浮かび上がった鳥海山と、湿原を象徴する沼、形の良い雲・・・

たいへんな思いをしてでも「来て良かった」と思った瞬間でした。






「 べにばな ~夏色に染まる~ 」
2021,07,10 撮影  山形県天童市   2022.07  

毎年、7月の初めに行われる 「紅花まつり」
この頃は「蔵王のコマクサ」も良い時期にあたります

いつも、どちらに行こうか悩むのですが
気がつけば、睡眠不足と戦いながら無理して両方に出掛けています。

「べにばな」も「こまくさ」も、山形に居るからこその被写体で
天気の様子を見ながら、気軽に撮影に出掛けていますが
なかなか思うような被写体には出会えません。







 「 Beautiful morning 2 ~朝焼けの お釜~ 」
2020.06.07 撮影 宮城県刈田郡蔵王町    2022.06

この時期の日の出は、AM4:15頃
撮影ポイントで水平線が赤くなるのを見るために、AM1:00に自宅を出発
駐車場から真っ暗な道をライトの灯りだけを頼りに進みます。

久々に奇麗な朝焼けに出会えましたが、24mmでは窮屈な感じですね
今度 出掛ける時には、16mmの恩恵がある事を願っています。

お釜と朝焼けの明暗差が大きかったので、ハーフNDとHDR機能の組合せでの撮影です。







「鳥海高原の夜 ~ milky way 2 ~
2021.05.15 撮影  秋田県由利本荘市矢島町   2022.05

ここは2019年まで 「鳥海高原 菜の花まつり」行われていた場所です。
当時は、一面の菜の花が出迎えてくれたのですが、
今は「こぼれた種」からの菜の花が残っているだけです。

また「菜の花まつり」が復活してくれればと願っています。


花にライトを当てながらの撮影は意外と難しく、なかなか思うような物が撮れませんが
残雪の鳥海山と天の川は、やっぱり絵になります。






「 道行く人を見守る ~人待ち地蔵~ 」
2021.04.02 撮影   福島県二本松市日向     2022.04

福島県は「三春の滝桜」をはじめ、桜の名所が沢山あります
そんな中で見つけたのが「日向の人待ち地蔵桜」です。

地元の人しか通らないような峠道の途中に、菜の花に囲まれた見事な大木がありました
ここには 昼、夜、朝と3回訪れましたが、ライトアップされた桜に魅了されました。

これから先、きっと人気のスポットになる事でしょう。






「 春を待つ 」
2020.03.26 撮影  山形県鶴岡市
  2022.03

この日は春の風景を求めて、庄内に出掛けてみました。
普段は ご機嫌の良くない月山が、珍しく微笑んでくれました。
鳥海山と比べるとヌケが良い日が少ないので貴重な一枚です。


山形県内で好きな山は「月山」と「鳥海山」ですが、どちらも庄内側からが絵になります
撮影場所は自宅から 100kmほどの場所なので簡単には行けませんが、気が向くと出掛けています。






「 光と影 ~雪原の芸術~ 」
2021.02.13 撮影   福島県摩耶郡北塩原村 桧原湖   2022.02

裏磐梯は一年を通して撮影が楽しめます
その中でも桧原湖は、特にお気に入りの場所です

広い雪原の中で、気に入った場所を見つけての撮影は
運と実力が半々と云うところでしょうか・・・
この景色も 5分後には、ただの雪原に戻ってしまいました。

顔を出した太陽と雪原が作り出す、光のマジックに感謝です!






「 厳冬の朝 ~Sleeping Time~ 」
2021.12.29 撮影  山梨県富士河口湖町 河口湖  2022.01

この時の気温は -8℃
明けゆく朝の光の中で、身動きひとつせず眠る白鳥たち・・・
前から狙っていた景色が目の前にありました
気付かれないように近づき、息を殺して そっとシャッターを切りました。

偶然とは恐ろしいもので、探し回っても見つからない瞬間に出会え
わずか数分間の、至福の時を過ごすことができました。






「 墨絵の世界 ~山寺・立石寺~ 」
2020.12.19 撮影  山形県山形市山寺
  2021.12

師走に入ると、天候の悪化で被写体探しに苦労します
この日は前日からの雪で、雪化粧した山寺を狙って出掛けました。

狙いは霧に包まれた五大堂でしたが・・・
雪景色と白い霧では、思ったような絵にならず
霧が引いた一瞬を切り取ってみました。

「それなりに雰囲気は出てるかな~」などと思えた、自己満足の墨絵の世界です。






「 秋色 ~法体の滝~ 」
2021.10.30 撮影  秋田県由利本荘市鳥海町  2021.11

いつもは滝を遠目に見ながら通り過ぎるばかりでしたが
紅葉が見事だったので、約10年ぶりに立ち寄ってみました。

相変わらず展望台までは急坂で、息を切らしながら登りまししたが
奇麗な紅葉を前に、疲れを忘れてシャッターを切っていました。
その後、滝の上部まで初めて登りましたが、初めて見る景色はとても新鮮でした。






「錦秋の磐梯吾妻 ~天使のはしご 3 ~ 」
 
2020.10.14 撮影  福島県福島市在庭坂   2021.10

浄土平から始まった紅葉は、ゆっくり時間をかけて里まで下りてきます
普段は桧原湖など裏磐梯方面に出掛ける事が多いのですが
この時期になると福島側がメインになります。

この日は運よく、見事な紅葉と天使のはしごを撮影することができました
このあと一週間ほどで裏磐梯方面の紅葉が盛りを迎えます。






「 夏の朝 ~桧原湖~ 」
2021.08.29 撮影  福島県耶麻郡北塩原村 桧原湖  2021.09

6月に訪れた時には満水で、いつもの撮影ポイントには近寄れませんでした
今回は程よく水が抜かれていて動き回る事ができましたが、田んぼの中を歩くような状態でした。

ぬかるみに足を取られながら見つけたポイントがここ!
朝焼け、日の出はイマイチでしたが、夏の朝らしい一枚が撮れました。






「 サザンビーチの朝 ~波乗りジョニー~ 」
2019.08.10撮影  神奈川県茅ヶ崎市 東海岸   2021.08

この日は湘南海岸からの富士山を狙って茅ヶ崎海岸を訪れましたが
富士山と反対方向にカメラを向ける事になりました。

打ち寄せる波を前にして、サーフボードを抱えたサーファーが
朝もやの光の中で、とても良い雰囲気を出していました。

湘南海岸に来ると若かった頃に見た「稲村ジェーン」を思い出します
桑田佳祐さんが監督をした映画でしたが、サザンの曲が沢山流れていました。
私の中では、夏と言えば「チューブ」ではなく「サザン」です!






「 夕暮れ ~巻雲と高積雲~ 」
2019.07.06 撮影   山形県遊佐町 釜磯海岸   2021.07

この日の釜磯海岸は、面白いほどに雲が変化していました
思うような景色になかなか出会えないのですが、通っていれば良い事があるものです。

夕焼けに染まる水平線を借景に、巻雲(すじ雲)と高積雲(ひつじ雲)が
絵にかいたような世界を演出してくれました。

その後は、こんな景色に出会えてません
簡単に通える距離でもないので、はんぶん諦めてますが・・・
運よく撮れた景色に「感謝!」です。






「 大平橋 ~おしんの吊り橋~ 」
2021.06.05 撮影  山形県 白鷹町   2021.06

「大平橋」は、白鷹町大瀬と朝日町今平をつなぐために、最上川に初めて造られた吊り橋で
長さ 112m、幅 2m, 渡り板は500枚以上も貼られていたそうです。

NHKの朝ドラ 「おしん」 の撮影でも使われた橋だったのですが、
先日の撮影時には、渡り板は全て剥がされ通行禁止になっていました
残念な事に、諸般の事情により今年度中に解体が始まるそうです。

通りがかった時に、何かに誘われたように撮影したのですが、まさか解体される運命にあったとは・・・
おそらく次に通った時には原型をとどめていないんでしょうね。

35年ほど前に会社の同僚が、ここで記念写真を撮ってくれた事を思い出します。






「 富士山 」

2021.05.02 撮影  山梨県南都留郡富士河口湖町  2021.05

私の中で「富士山」と云えば、子供の頃から慣れ親しんだ
河口湖からの富士山が心に残ります。

今回は朝陽があたった富士山を、意識して「どアンダー」で撮ってみました
暗闇の中に浮かび上がった姿は、なぜか新鮮に感じました。

近年は雪が少なく、魅力半減の春の富士山ですが
前日までの雷雨で真っ白になってくれたのもラッキーでした。

こう云う撮り方もありなのかなって、勝手に思っています
普通に撮ったら「紅富士」です (笑)






「 春爛漫 ~花見山~ 」
2013.04.13 撮影  福島県福島市 花見山公園  2021.04

福島県は桜の宝庫です
有名な所では日本三大桜の「三春の滝桜」があります
桜の季節に福島を走ると、あちこちで奇麗な桜が目にとまります。

ここ花見山は、個人所有の山ですが
数々の花が春を待っていたかのように咲き誇ります。

激混みなので大変ですが、今年は久々に出掛けてみようと思っています。






「 満月の夜に ~羽黒山 大鳥居 」
2021.02.27 撮影  山形県鶴岡市羽黒町  2021.03

満月に誘われて、カメラを片手に出掛けてみました
ここは出羽三山のひとつ、羽黒山に向かう途中にある大鳥居です。

月の位置と鳥居の向きが難しいタイミングでしたが、
雲に助けられた一枚でした。

手がかじかんで動かなくなるほどの寒さの中で、タイミングを図っての撮影でしたが
冬は天気の良い日が少ない庄内で撮れた、ラッキーな一枚です。

満月の夜は眠れません! (^o^)-☆






「 朝の詩 ~凍てつく朝に~ 」
2021.02.01 撮影  山形県河北町 溝延橋  2021.02

私の住んでいる地域では、冬になると撮影場所が限られてしまいます
この日は、夜中の大井沢~早朝に溝延橋に移動しての撮影でした
運よく大量の霧が出てくれたので、平凡な風景に趣が出てくれました。

今回は新しいカメラの試写をかねて、マイナス10~12℃の中での撮影でしたが
フリーズする事もなく無事に撮影を終える事ができました
これなら冬の富士山でも問題なく使えそうです。






「 天使のはしご ~穏やかな朝~ 」
2020.12.27 撮影  静岡県伊東市宇佐見   2021.01

高台から望む相模湾、沖には大島が見えています
空からは天使のはしご、海にはいくつもの光の模様
ここは景色だけは魅力的な、墓参りの場所
素敵な景色を眺めながら、安らかにお眠りください。

狙って撮れる写真ではありませんが、たまたま出会えたことに感謝です。






「 内浦湾からの富士山 ~ ラブライブ!サンシャイン!! ~ 」

2016.12.28 撮影  静岡県沼津市内浦 発端丈山  2020.12

先日、あるTV番組で「ラブライブ! サンシャイン!!」と言うアニメのおかげで
減り続けていた沼津市の人口が、移住する人達で増えはじめたと話題になっていました。

ストーリーは、沼津市内浦にある女子高校 「浦の星女学院」が舞台になります
全校生徒が100人にも満たない学校で、来年度の入学希望者は0人。それにより統廃合の危機に瀕していた。
そんな中、学校を盛り上げるために9人の生徒が立ち上がり、スクールアイドルを結成することになった事から始まるそうです。

そのアニメの中のワンシーンで、この景色が使われていました
撮影場所は山の中なので、簡単には行けないのですが
「富士山」と「天候」と「自分の都合」が合えば、もう一度行ってみたいと思っていますが
気持ちはあっても、なかなか3つの条件が揃うのは難しいんですよね。






「 スカイブルー ~五色沼 弁天沼 ~ 」

2020.10.31 撮影  福島県北塩原村 五色沼  2020.11

久しぶりに「五色沼自然探勝路」を歩いてみました
10年前と変わらず、毘沙門沼周辺は相変わらず歩きにくかったです。

弁天沼は五色沼のなかで2番目に大きい沼ですが
なんと言っても、この青色が印象的です。
右下に見える枯木は、以前はもう少し大きかったような・・・

この素晴らしい景色と引き換えに、軽い筋肉痛と疲労感をいただきました(笑)






「 錦絵 ~ 絢爛豪華 ~ 」

2019.10.01 撮影  山形県西川町 月山  2020.10

昨年の月山の紅葉です
朝日が作り出す光と影の世界をバックに、色とりどりの紅葉が輝いていました。

今年の紅葉は、暑い日が続いて雨が少なかったせいか
色づきが良くないとの情報が・・・
姥沢のパーキングまで1時間ほどで行けるので、近場でお茶を濁そうと思ったのですが
やっぱり思ったようには行かないものですね。






「 天使のはしご ~元滝の朝~ 」
2020.08.29撮影  秋田県にかほ市 元滝伏流水
  2020.09

条件が揃わないと撮る事ができない、光芒と滝
この日の元滝は、今迄に無いくらい川霧が出ていました。

湿度が高く、レンズはすぐに曇ってしまいます
待つこと3時間、雲の切れ間から顔を出した太陽が、木漏れ日を落としてくれました

幾筋もの光が見事な演出をしてくれ、夏の朝を引き立ててくれました。






「 赤川花火大会 ~今年は お休み~ 」
2019.08.17 撮影  山形県鶴岡市 赤川  2020.08

夏の楽しみと云えば、スイカと花火!!

今年は新型コロナウィルスの関係で、花火は全国的に中止になってしまいました
毎年楽しみに通っていた赤川の花火大会も、残念ですが中止が決定されました。
コロナの終息とともに,、来年は開催されることを願っています。

この日は風下に居たために、大玉は煙に隠れてしまい上手く撮影できませんでした
花火のススと破片の直撃を受けながらの撮影は初体験でした
小物ばかりですが、とりあえず雰囲気だけでも・・・






「 可憐に咲く ~ 霧雨の中の女王 ~ 」

2019.07.06 撮影  山形県 蔵王 熊野岳   2020.07

毎年7月になるとコマクサに会いに出かけます。


コマクサは高さ5cmほどで、花は2cmほどの大きさしかありません。
こんな小さな花ですが、他の植物が育たないような荒涼とした場所に根付き
冬は何メートルもの雪に埋もれた大地から、夏前になると顔を出してくれるのです。

この時期の蔵王は、ガスや霧雨で視界が悪く歩くのも大変ですが
物言わぬ花たちは、雨風に打たれながら ひっそりと咲いています。
「高山植物の女王」と言われる所以は、このあたりからでしょうか・・・。

今年は天気の良いときに会いに行きたいと思っています。






「 Milky way ~真夜中の競演~ 」
2020.05.29 撮影   秋田県にかほ市   2020.06

鳥海山と天の川
数年前から何回かチャレンジしましたが上手く撮れずに、時間だけが過ぎて行きました。
天気の様子を見ながら、今回もダメ元で出掛けてみました。

鳥海山と天の川の位置を確認しながら走り回り、ようやく見つけたポイントでの撮影
菜の花と水田が、良いアクセントになってくれました。

ようやく、それらしい物が撮れるようになってきましたが・・・
寝不足で後が大変なので、夜は寝るように心がけたいと思っています。






「 天高く ~五月晴れ~ 」
2020.05.01 撮影  山形県高畠町 安久津八幡宮   2020.05

高畠町の阿久津八幡宮は、四季おりおりの撮影が楽しめる所です。

今回初めて鯉のぼりと三重塔を撮りに出かけてみました
逆光の中で泳ぐ鯉のぼりと満開の桜が表現できたと思います。

例年なら富士山界隈に出掛けている時期ですが
今年は新型コロナウイルスの関係で、県内での撮影に切り替えています。


今回のウイルスに関する騒動が、一日でも早く治まってくれる事を願っています。





「 大鳥居 」
2020.03.26 撮影  山形県鶴岡市羽黒町  2020.04

毎年、冬の終わりに訪れる、お気に入りの場所です。

ようやく条件が揃ったので出掛けてみましたが
残念なことに暖冬で雪景色が見られませんでした。

今シーズンは、思ったような雪景色が見られずに終わってしまいました。






「 美の競演  ~河口湖 冬花火~ 」
2020.02.08 撮影   山梨県南都留郡富士河口湖町 産屋ヶ崎  2020.03

いつも行きたいと思っていた、河口湖の冬花火
どうせ撮るなら産屋ヶ崎と決め、、激混みを承知で出掛けました。

花火が打ち上げられる少し前まで富士山は雲の中でしたが、
花火の神様が味方をしてくれ、良い感じで富士山が顔を見せてくれました。
たかだか20分間の花火ために、時間をかけて往復するのも大変でしたが
見えないかも知れない富士山を相手に、場所取りから10時間も待ったのも辛かったです。

大変な思いをして出かけた「ご褒美」に、満足できるものが撮れました。






「 庄内平野と鳥海山 ~地吹雪の晴れ間に~ 」
2018.02.03 撮影  山形県鶴岡市   2020.02

庄内の冬は晴れる事が少なく、地吹雪と鉛色の空が広がります
天気予報を信じて、半信半疑で鳥海山の見える場所まで車をとばしました。
凍結したR112から広域農道に入る頃には青空が広がっていました
この時期に、こんな景色に出会えるのは滅多にないことです。

昨年は駄目でした、そして今年の冬も この景色には出会えそうもないですね。






「 薩埵峠 ヘッドライト&テールライト 」

歌川広重 「東海道五拾三次之内(由井・薩埵嶺)」
2020.01.02 撮影  静岡県静岡市清水区 さった峠   2020.01

さった峠は、歌川広重(安藤広重)の東海道五十三次の一枚(由井・薩埵嶺)にもなっています
昔は東の箱根峠、西の鈴鹿峠と並ぶ難所だったそうです。
今も 東名高速・国道一号線・東海道本線 が集中しており、交通の要となっています。

由比から蒲原、富士市まで見渡せる、まさに絶景ポイントです。






「 朝焼け 」
2019.11.03 撮影  福島県耶麻郡北塩原村 桧原湖  2019.12

夜明け前から多くのカメラマンが訪れる桧原湖
この日も空振りかと思っていたら、空が良い色に染まり始めました
湖面を朝霧が流れはじめ、小島を引き立たせてくれました。

今回は久々に良い景色に出会えました!

出会いと言えば、隣でプロカメラマンの「T」さんが車中泊していたのには驚きました
長野から東北(秋田、山形、福島)に遠征に来られていたようです

どんな写真を撮られたのか、とっても興味があります。





「 夢幻峡 ~只見線 第一橋梁~ 」
2019.10.27 撮影  福島県大沼郡三島町  2019.11

ようやく行って来ました、只見線 第一橋梁
撮り鉄の聖地(?) 只見線の中で最も有名な撮影スポットです。

運よく狙っていた霧が出てくれましたが、この一本の後は霧が晴れてしまいました。
薄暗い中での撮影だったので、私の方は設定ミスで電車が流れてしまいました。

今回も、カミさんに助けられた一枚です。
次回は上手く撮れるように勉強しておきます。






 「 Beautiful morning ~朝焼けの屏風~ 」
2019.09.28 撮影 宮城県刈田郡蔵王町    2019.10

今夏にコマクサの撮影に訪れた時には霧雨と濃霧で見えなかったお釜
予報では昼まで晴れ、チャンスを逃さぬように AM 2:30に出発
駐車場からは天の川を見ながら、撮影ポイントに急ぎました。

お釜の様子もわからない真っ暗な中で夜が明けるのを待ちましたが、
白々と夜が明けはじめた時には、お釜の向こうはモヤの中
また空振りかと思いましたが、運よく久々に奇麗な朝焼けに出会えました。

お釜と朝焼けの明暗差が大きかったので、ハーフNDとHDR機能の組合せでの撮影です。






「 月光 ~ 夏の夜 ~」
2019.08.11 撮影  山中湖村 花の都公園  2019.09

夏の夜、富士山には登山者の灯りが延々と続きます
普段なら青空と一緒に撮るヒマワリ
人文字との競演はヒマワリに軍配が上がりました。

あと2~3時間もすると登山者の灯りが増え、しっかりと「人」の文字が現れたのでしょうが
生憎の空模様で、山が雲に隠れてしまいました。

思うようにいかないです、またひとつ来年の課題ができました。






「 弥陀ヶ原の朝  ~鳥海山を望む~ 」
2017.08.27 撮影  山形県鶴岡市羽黒町 月山8合目  2019.08

庄内側の月山8合目にある「弥陀ヶ原湿原」
8月だというのに、吹き渡る風は秋のような涼しさです。

条件が良ければ、庄内平野や鳥海山を望むことができますが
駐車場までの道のりが大変なのが玉に瑕です。






「 赤レンガ駅舎 ~雨上がりの東京駅~」

2019.06.07 撮影  東京都千代田区丸の内 東京駅  2019.07

東京駅は「東京の表玄関」と言われ、1914年12月に開業
太平洋戦争でアメリカ軍の焼夷弾による大火災により、外装・内装とも大半が失われたそうです。
その後の突貫工事による修復のまま、2007年まで使われていましたが
創建当時の形態を復元するために2007年から5年半の年月をかけ、2012年10月にようやく再建しました。

高層ビルと赤レンガ駅舎、見事なマッチングです。

※今月はカミさんの一枚です。






「 新緑を映す ~元滝伏流水~ 」
2019.05.26撮影  秋田県仁賀保市象潟町 元滝伏流水  2019.06

秋田に出掛けると度々訪れていた元滝伏流水
いつもなら朝霧を狙って早い時間に撮影をするのですが、
今回は時間をずらして訪れてみました。

滝の周囲の新緑が滝に映って、思いがけない一枚が撮れました。
同じ場所でも光の加減でこんなに違うものなのかと写真の奥深さを改めて感じました。






「 遅い春 ~待ちわびて~ 」
2019.04.28撮影  福島県猪苗代町 観音寺川堤防     2019.05

春だというのに天気予報では山は雪
喜多方に抜ける国道から見える山々は真っ白に雪化粧していました。

観音寺川に着いた時には、磐梯山をはじめ周囲の山々は冷たい風の中で
雪化粧したまま雲に覆われていました。
満開の桜と雪化粧の山々、気持ちは焦るが雲がどかない・・・
昼過ぎになり、ようやく雲がどいた時には雪は解けていました。

いつもなら富士山周辺に居る時期なので、またと無いチャンスだったのですが・・・ 残念!





「 里山に咲く ~白川郷~ 」
2017.05.02 撮影  岐阜県大野郡白川村 荻町地区  2019.04

豪雪地帯の春は、ゆっくりゆっくり近づいています。


今では珍しくなってしまった藁ぶき屋根が、旅人の心をくすぐります
合掌造りの脇にひっそりと咲く桜が、春の訪れを教えてくれました
山間の集落には桜がよく似合います






「 夕陽に染まる ~ 月山 ~ 」
2019.02.24 撮影  山形県鶴岡市羽黒町   2019.03

久々の好天に恵まれて、庄内まで足を延ばしてみました

夕陽が月山を染めるまで、待つこと4時間
今年は春が早いようで、田んぼの畦道には「ふきのとう」が顔を出していました。

雪原と大鳥居を撮りたかったのですが、2月だというのに雪がありませんでした。
おまけに鳥居の脇にあった桜も無くなっていました
いつか撮りたいと思っていた、満開の桜と残雪の月山と大鳥居・・・
春の楽しみが、またひとつ無くなってしまいました。







「 近道 ~ 桧原湖横断 ~ 」
2016.02.08 撮影  福島県耶麻郡北塩原村 桧原湖   2019.02

冬になると訪れる定番の檜原湖
朝陽に染まる磐梯山を撮ったあと、帰り間際に気付いたらウサギの足跡が点々と・・・

暗いうちからの撮影で気付かなかった、冬の贈り物でした。






「 彩雲 ~天空のいろどり~ 」
2018.12.30 撮影    山梨県 忍野村   2019.01

沈むダイヤ狙いで訪れた忍野でしたが、なんとなく予感が・・・
案の定、陽が沈んだあとに雲が色づき始めました。

良いこと、悪いこと・・・ いろいろあった一年でしたが
最後の締めくくりの彩雲は、風で姿を変えながら楽しませてくれました。






「 初冬の裏磐梯 ~ 夕暮れ ~ 」
2017.12.02 撮影  福島県耶麻郡北塩原村 桧原湖   2018.12

夜明け前から訪れた桧原湖ですが、この日は空振り
取上峠で霧氷を撮りながら待機した甲斐があり、夕暮れの磐梯山に出会えました。

今年はじめての雪を踏みしめながらポイントに向かうと
12月の初めだと言うのに、檜原湖は雪に包まれ始めていました

ここに来ると、音のない世界で至福の時を過ごせます。






「 錦秋の夜明け 」
2016.10.16 撮影  秋田県由利本荘市 祓川ヒュッテ
 2018.11

雨上がりの雲海と紅葉を狙って、真夜中に出発
霧の中を走りながら大雲海を期待したのですが、途中で霧が晴れてしまいました。

それでも、朝陽に染められた紅葉と、遠く霞む山々
なかなか出会えない風景に感動しましたが・・・
太陽を入れるとフレアーが出てしまうので、仕方なく 「心のシャッター」 でパシャリ!





「 寒立馬 ~尻屋崎 ~ 」
2018.09.14 撮影  青森県下北郡 尻屋崎灯台  2018.10

下北半島の最東端に尻屋崎灯台があります。

その周辺には 「寒立馬」 と呼ばれる馬たちが生息しています。
田名部馬と呼ばれる小柄で、寒気と粗食に耐えられ、持久力に富んだ馬です。

灯台をバックに、雪の中に立っている馬たちを撮影してみたいですね。

※ 今月はカミさんが撮影した物から借用しました。





「 ねぶた ~ 勇壮~ 」
2015.09.19 撮影  青森県青森市 ねぶたの家 ワ・ラッセ   2018.09

東北3大まつりのひとつ、青森の「ねぶた」の1シーンです。
これは、祭りの当日の様子ではなく、
青森市文化交流施設 「ワ・ラッセ」 に展示されている山車です。

いつか本当の「ねぶたまつり」を撮りたいと思っています。






「 感動花火 ~ ハーモニー ~ 」

2016.8.20 撮影   山形県鶴岡市  2018.08

夏の楽しみは「スイカ」と「花火」と「だだちゃ豆」
毎年、8月の第三土曜に鶴岡市で行われる 「全国デザイン花火競技会」
月末に行われる 「大曲の全国花火競技大会」 の前哨戦と言われ
全国の花火師さんが趣向を凝らして、大空に大輪の花を咲かせます。

花火の翌日は決まって 「白山だだちゃ」 を買ってからの帰宅です。
美味しい枝豆と冷たいビール・・・  最高です!!






「朝霧 ~夜明けの詩~」
2016.06.16 撮影  福島県耶麻郡北塩原村 桧原湖   2018.07

四季を通して撮影が楽しめる裏磐梯
なかでも私のお気に入りは桧原湖です。

ここは撮影が難しい場所でもありますが、運が良ければ絶景に出会えます
この日は朝霧が小さな島を引き立ててくれました。

この時期は朝が早いので大変ですが、光と影が織りなす絶景に出会えました。






「 星の降る夜 ~月の女神~ 」
2016.06.04 撮影  山形県鶴岡市大網  2018.06

あさひ月山湖展望広場に、天を仰ぐ美しい女神が居ます
真夜中の国道を走り、女神に会いに出かけました。

星たちの流れゆく姿を、体全体で感じているような姿に感動します
運が良ければ、天の川とのコラボも可能です。





「 新緑の輝き ~ 春から初夏へ ~ 」

2018.05.06 撮影  山形県西村山郡西川町 仁田山牧場  2018.05

毎年この時期になると、残雪と新緑を撮りに出かけます
今回の撮影場所は西川町の仁田山牧場
真っ白な雪をまとった月山と、萌黄色の木々に心が癒されます。

季節は少しづつ 「春から初夏へ」





「 ふきのとう ~春~ 」
2018.03.31 撮影   山形県鶴岡市羽黒山   2018.04

厳しかった冬が終わり、雪解けが進むと顔を出す「ふきのとう」

我が家の春の楽しみのひとつが「ふきのとう」です。
天麩羅やフキ味噌に姿を変えて食卓にのぼると、
ほろ苦さを味わいながら「春」を実感します。

いつもは食べるだけの「ふきのとう」を月山とのコラボで撮ってみました。






「 月山遠望 」
2017.02.28 撮影  山形県鶴岡市 羽黒橋より
  2018.03

出羽三山の一つである月山は、
天童方面から見ると、お椀を伏せたような形に見えますが
鶴岡側からは、しっかりと山らしく見えます。

この日は、数年に一度と思われるほどハッキリと見えていたので
赤川越しに望む月山を、残雪を入れて撮ってみました。
今年も天気の様子を見ながら何回か通ってみましたが、ハズレばかりです。






「 最上川 ~霧氷~ 」
2018.01.13 撮影  山形県天童市 村山橋より  2018.02 

この日は未明から霧が酷く、気温はマイナス14℃
他の場所で撮影後、帰宅する時に見えた景色は驚くほど綺麗でした
まさか地元でこんな景色に出会えるとは・・・

この日以来、気温の低い朝は出かけるようにしていますが
あれ以来、こんな景色には出会えないです。
本当にラッキーだったと思っています。






「 雪原を行く ~フラワー長井線~ 」
2017.01.29 撮影   山形県長井市 白兎駅近辺  2018.01

雪景色の長井線を撮るため、天候の回復を待っていました
この日は珍しく穏やかな天候になり、大急ぎで出かけました。

朝日連峰をバックに、雪原をトコトコ走る1両の長井線
次の1本を撮るため待っていましたが、天候悪化で断念
自然を相手の冬の撮影は、やはり難しいです。






「雪の唐松観音 ~初代 鍋太郎~」
2016.12.17 撮影  山形県山形市  2017.12

夜半から降り続いた雪が止み、静かな朝を迎えました。

雪景色と唐松観音が撮りたくて、慌ててでかけたのですが
到着して驚きました、こんな所に大鍋が置いてあったとは・・・
山形の秋の風物詩「日本一の芋煮会」で活躍した初代の大鍋です。

雪景色は時間との勝負です
撮り終わる頃には、屋根や枝の雪が落ち始めました

※山形日産カレンダーの2018年の12月に使われた作品です。






「Beyond The Edge ~限界の向こう側~」
2017.09.24 撮影 福島県福島市 スカイパーク福島  2017.11

「空のF1」と言われる 「Redbull Air Race」
年間8戦おこなわれるレースの中で、4回の優勝を手にした室屋選手
アジア人初のシリーズチャンピオンに輝きました!!

シケインを抜ける速さは他の選手にないスピードの伸びが感じられます
速さだけではなく 運も味方につけて、2017年の総合優勝は感動の逆転劇で もぎ取りました。

これは拠点にしている「スカイパーク福島」のイベントでの1シーンです
このあとのエアーショーで、世界一の技で観客を魅了しました。






「 夜明け ~秋の始まり~ 」
2016.10.14 撮影 福島県耶麻郡北塩原村 桧原湖   2017.10

この日の桧原湖は霧が湖面を流れ、幻想的な夜明けを迎えました
磐梯山も見えていましたが、東の雲が印象的でした。

紅葉の季節がやって来ます
今年も私の秋は、月山・裏磐梯から始まります。






「 静 ~ 月山 弥陀ヶ原湿原 ~ 」
2017.08.27 撮影  山形県鶴岡市羽黒町 月山8合目  2017.09

弥陀ヶ原湿原は庄内側の8合目にあります
星空を眺めながら歩き始めた木道では、夜露に濡れた草花が出迎えてくれました。

やがて東の空が紫から赤へと変わり、太陽が顔を出し始めます
北には鳥海山、西には庄内平野と日本海・・・
自然の大きさを感じながらの撮影でした。





「夕闇のなかに ~ 出羽二見~ 」
2016.07.23 撮影 山形県飽海郡遊佐町吹浦  2017.08

遊佐町にある出羽二見は、夫婦岩と呼ばれる岩が中蓮縄で結ばれています
毎年5月と8月には、注連縄のところに沈む夕陽が見られます。

この日は夕焼けとライトアップされた出羽二見を狙って出かけましたが
夕陽にライトが負けてしまい、思うように撮れませんでしたが
最後の最後に空の色合いとライトアップが良い感じになってくれました。






「 初夏の風物詩 ~天童べにばなまつり~ 」

2017.07.01 撮影  山形県天童市貫津  2017.07

梅雨に入った頃に、山形県内のあちこちで「紅花まつり」が行われます。
今年の天童は開花が遅く、おそらく来週末には見事な花畑が広がることと思います。

山形県の花となっている「紅花」は、昔ほど貴重ではなくなったようですが
今でも 「紅花染め」や「紅花油」「化粧品」として活躍しています。





疾風  ~挑戦への旅立ち~ 」
2017.05.31 撮影 福島県 スカイパーク福島  2017.06

室屋義秀
レッドブル・エアレース・チャンピオンシップに参戦している唯一の日本人です。

ファルケンカラーの機体を躍らせ、見送りのギャラリーに手を振りながら
第3戦が行われる千葉へと旅立ちました。
小さくなっていく機体を見送りながら、千葉での健闘を祈りました。

~ Go ! Muroya ~  ファイト!!です。






「 里山の風景 ~白川郷 合掌集落~ 」
2017.05.02 撮影  岐阜県大野郡白川村 荻町地区 2017.05

田園風景の中に、ひっそりとたたずむ合掌造りの民家
この日は、濃い霧の中で朝を迎えました。

山間に立ち込めた霧が、余計なものを上手に隠してくれたり
霧が晴れた後は、新緑の始まった山々が引き立て役になってくれたりと
初めて訪れた白川郷で、幸運な撮影ができました。

※ 白川郷・五箇山の集落は、1995年に世界文化遺産に登録されました。






「 残雪 ~一目千本桜~ 」
2016.04.06 撮影  宮城県柴田郡大河原町 白石川河川公園
  2017.04

残雪の蔵王連峰と川沿いに続く桜並木
ここは「一目千本桜」で有名な白石川河川公園です。

水面に映る風景を撮るために、早朝から沢山のカメラマンが訪れていました
堰の流れをアクセントに撮ってみましたが
桜の木が早咲き、遅咲きの関係で色合いが変わってしまいました。

本当に満開のタイミングで訪れることができれば
きっと素晴らしい写真が撮れそうな気がします。






「 月山 ~神々の詩~ 」
2017.02.28 撮影  山形県鶴岡市羽黒町  2017.03

この日の大井沢はマイナス12℃、夜明けを待ち間に手足が痛くなるほどでした
裏磐梯に行こうか、秋田に行こうかと悩んだ末に決めたのは庄内
なかなか綺麗な姿を見せてくれない月山が、珍しく微笑んでくれました。

ここはカミさんが撮りたがっていた場所なのですが、代理で撮影しました
素晴らしい天気に恵まれ、庄内を満喫できた一日でした。






「 厳冬の夜明け 」
2017.01.29 撮影
  福島県耶麻郡北塩原村 桧原湖   2017.02

この日の裏磐梯の気温は、マイナス12℃
雪に閉ざされた音の無い世界で、夜が明けるのをジッと待ちます
柔らかな陽射しをまとった太陽に照らしだされた雪原は
とても優しい表情を見せてくれました

真冬の裏磐梯は寒くて大変だけど、冬の楽しみのひとつです。





「 彩雲 ~妖艶~ 」
2016.12.31 撮影  山梨県南都留郡 精進湖  2017.01

いつか撮ってみたいと思っていた「富士山と彩雲」
たまたま立ち寄った精進湖で、ようやく出会うことができました。

富士山上空に小さな雲が出始め、やがて妖しく色着き始めました。
大慌てで望遠レンズに交換して、約30分間の撮影三昧
終焉を迎える頃になって、彩雲に気付いたカメラマン達が騒ぎ始めました。

皆さんは、わかっていて撮らないんだと思っていましたが・・・
なんだか、とっても得したような気がしました。





「 里の秋 ~ もみじ公園 ~ 」
2016.11.10 撮影  山形市 もみじ公園  2016.12

紅葉の綺麗な場所として地元のTV放送に出ていたのを思い出し
山形市にある 「もみじ公園」 に初めて出かけてみました。

こじんまりとした公園ですが、紅葉の盛りだったようです
曇り空だったのが残念ですが、陽が当たればもっと鮮やかな色に出会えたと思います

※今回は特別に許可を得て、清風荘さんの庭から撮影させていただきました。






「 彩り ~ 天狗の庭 ~ 」
2016.10.22 撮影  福島県福島市 磐梯吾妻スカイライン  2016.11

「天狗の庭」は作家の井上靖氏が選定した「吾妻八景」のひとつで
大きな岩が点在し天狗が舞い遊んだという言い伝えにちなんだ景勝地です。
四季折々に表情を変える絶景は「日本の道百選」にも選ばれています。

磐梯吾妻スカイラインは全長約30Kmの山岳道路で、、秋になると必ず出かける場所です
朝晩の冷え込みが厳しいためか紅葉の美しさは素晴らしく、多くの観光客でにぎわっています。





「 アサギマダラ ~たかが蝶、されど蝶~ 」
2016.09.19 撮影  山形県山形市 野草園  2016.10

2年前に群馬で聞いた「アサギマダラ」 いったいどんな蝶か興味がありました
それが山形で見られることがわかり、喜び勇んで出かけてみました。

お目当ての蝶は、フジバカマの畑を乱舞していましたが
いざとなると撮影は難しかったです、やっぱり飛んでる姿が欲しかったので・・・

長距離を移動する蝶として有名なアサギマダラですが
なんと83日間で2500Km(和歌山から香港まで)移動した個体も確認されたそうです
とても綺麗な蝶で、国蝶の候補にも挙がったそうですが
羽がアサギ色(薄い藍色または青緑色)であることから、この名前がついたようです。

また来年も会いに行きそうな気がしますが、うまく撮れるかどうか ・・・






「 絶景日本海 ローカル列車の旅 ~五能線~ 」
2015.09.22 撮影  青森県西津軽郡深浦町  2016.09

昨年はシルバーウイークを利用して、津軽半島に出かけました。
竜飛岬から北海道を眺め、ねぶた会館や津軽三味線の生演奏を観た帰りに
以前から気になっていた「五能線」を撮る機会に恵まれました。

これは千畳敷や行合い崎で撮影後、ガンガラ穴付近で撮影したものです
この場所は「リゾートしらかみ」じゃダメだと、わざわざローカル列車を待ちました
海岸に立つ奇岩の中を走り抜ける、たった2両しかない列車・・・ なぜか心が踊る一瞬でした。





「 斜光線 ~夜明けの詩~ 」
2016.07.23 撮影  秋田県にかほ市 冬師湿原  2016.08

夜明けの風景は、時として良い意味で予想を裏切ってくれます
滅多に無いチャンスに出会えました!

朝陽が昇る頃に霧が出はじめ、あっと言う間に景色が変わりました
太陽は真正面から上がっているので、ゴーストが酷く
思うようなフレーミングができず、もたもたしてるうちにピークは過ぎてしまいました
なかなか出会えない景色だったのに、これが現実です。

日出や夕陽の場面でいつも思います 「逆光に強くて安いレンズ無いかな~」 って・・・ (笑)






「 天の川 ~裏磐梯の夜~ 」
2016.06.11 撮影  福島県耶麻郡北塩原村 桧原湖畔  2016.07

月の無い夜、見上げれば満天の星
磐梯山の隣には天の川が横たわっていました

誰も居ない湖畔に降りて、耳を澄ませば星たちの声が聞こえてきます。

何百光年(1光年は約9.5兆Km)も離れた星の光が、空を彩っていると思うと
自然って凄いよな~って、あらためて思ってしまいます。





「 ワタスゲにつつまれて  ~桑ノ木台の朝~ 」
2016.05.29 撮影
  秋田県由利本荘市矢島町 桑ノ木台湿原 2016.06

今年は どこも雪解けが早くて、季節がズレてしまったように感じます

3年前にはレンゲツツジが満開でしたが、今回は満開のワタスゲがお出迎えしてくれました
おまけにレンゲツツジも満開に近く、予想外の出来事に思わず 「来て良かった~!」

地元の人の話では、ワタスゲとレンゲツツジが同時に撮れるのは珍しいようです
大変な思いをしましたが、やっぱり自然は素晴らしいですね!






「 明けゆく棚田 ~夜明けの詩~ 」
2016.05.03 撮影  新潟県十日町市松代  2016.05

棚田は平地ではなく、山を切り開いて作られた田んぼです
土地の形を有効利用するために、三角形や半円、多角形、ひし形などをしており
大小さまざまな形の田んぼが織りなす、幾何学的な模様は心を和ませてくれます。

日本人の心の中に、里山の原風景としての棚田があります
いつまでも、この美しい風景が残ってくれることを願っています。


※ 今月はカミさんが撮影した物から借用しました
私が選んだ場所より、こちらの方が夜明けの棚田らしさが感じられます。





「 静寂 ~月明りのなかで~ 」
2016.03.26 撮影 宮城県仙台市青葉区 定義如来 五重塔  2016.04  

いつか撮りたかった五重塔でしたが、なかなか条件が合わず
先延ばしのまま数年が経過しました。

この日を逃したら気持ちも冷めてしまいそうなギリギリのところで
ようやく重い腰を上げて出かけて来ました。

カメラを持つと怖いもの無しなんですが
やっぱり真夜中のお寺は・・・  もう2度と行かなくてもいいかな。





「 夏の日の思い出 ~さようなら哲学の木~ 」
2008.07.09 撮影 北海道上川郡美瑛町  2016.03

哲学の木が地主さんの手で倒されました・・・

以前から、畑に立ち入る心無いカメラマンや観光客に対して
立ち入り禁止の表示、木の幹に赤のスプレーで 「×」 を書くなどの対策をされていたようですが
置いてあるトラクターに乗り込まれたり、畑を踏み荒らされたり、車で侵入されたりと散々だったようです。

美瑛・富良野と言えば、 ○○の木、○○の丘と言うように大々的に宣伝されていますが
観光を推進するばかりの行政は観光客を呼ぶ事ばかりで、訪れた人たちに対しての啓蒙活動はできなかったようです
農家さんは何年も我慢を重ねてきたのでしょうが、ついに堪忍袋の緒が切れてしまったようです
非常に残念な結果になってしまいましたが、今後の観光地の在り方について大きな一石を投じてくれたと思います。
撮影や観光をするうえで、農家さんや土地の所有者の立場に立っての行動を心掛けたいものです。

~ 哲学の木 ~
美瑛町常盤(びえいちょうときわ)の丘に立っていたポプラの木の通称であり
丘の畑の中に斜めに1本だけ立っている姿が、物思いにふけっているような雰囲気であることから、この名がついたようです。
前田真三さん(美瑛・富良野の風景を撮り続けた写真家)により、この木も全国的に知られるようになったようです。






「厳冬の雪まつり ~米沢 雪灯篭まつり~」
2013.02.09 撮影  山形県米沢市上杉神社  2016.02

雪がしんしんと降る夜に、米沢で「雪灯篭まつり」が行われます
沢山の雪灯籠が並ぶ姿は、真冬ならではの光景です

雪の中で揺れるロウソクの灯りは、暖かそうな輝きを見せてくれます
凍えるような寒さの中で、ホッとする瞬間です。

※残念な事に、今年は積雪が少なくて規模を縮小しての開催との事です。





「 誘惑  ~ YOKOHAMA Bay Bridge ~ 」
2016.01.02 撮影  神奈川県横浜市 大黒埠頭   2016.01

いつか撮りたいと思っていた一枚が、ようやく撮れました。

この素晴らしい景色に、余計な言葉は要りませんね・・・





Ballon Festival ~ 魅惑のバルーングロー ~ 」
2015.11.21 撮影 宮城県大崎市岩出山 あったか河川公園
 2015.12

大崎バルーンフェスティバルは、今年で30回目になります
これを記念して「バルーングロー」が行われました。

勝手な予想では 「5~10mほどの高さで係留してバーナーを焚く」 と思っていたのですが
始まってみると期待していた様子と違って、ゴンドラは地上に降りたままでした。
音楽に合わせて点滅したり、趣向を凝らしてくれたのですが
一斉に点灯している時間は短く、思うように撮れないまま幕が降りました。

様子がわからない中での撮影は、やっぱり難しいですね・・・。





「 晩秋の裏磐梯 ~達沢不動滝~ 」
2015.10.18  福島県耶麻郡猪苗代町達沢   2015.11

2011年に初めて訪れてから、4年越しで撮れた「秋の不動滝」
滝の前の黄色い葉がポイントなのですが、いつも台風の影響で落ちてしまいます

今年も駄目だろうと思いながら出掛けたのですが、心躍る風景が出迎えてくれました
ようやく納得できる一枚が撮れました、頑張って通った甲斐がありました。






「 彩り ~紅葉の月山~ 」
2015.09.25 撮影 山形県西村山郡西川町 月山  2015.10


今年の紅葉は例年より早めに訪れました
姥沢のリフトを降り、遠くに雲海を眺めながら姥ヶ岳を経由して牛首へ。

草紅葉には少し早かったようですが、まるで高級な絨毯のような色とりどりの紅葉に出会えました
山頂を目指すほどの体力が無くても、素晴らしい景色に出会えたことに感謝! です。

※ 今月はカミさんが撮影した物から借用しました。






「 夢の中へ ~万華鏡~ 」
2015.08.13 撮影  宮城県仙台市太白区  万華鏡美術館
   2015.09

万華鏡は、子供の頃に駄菓子屋の店先で覗いた事がありましたが
こんな年齢になって、改めて奥の深さを知りました。

2度と戻る事ができない世界は、綺麗なのに はかない物語のようです
手のひらに納まってしまう小さな小さな世界ですが、とても癒されます。

※館内で写真撮影が可能なのは一部だけなので、思うような写真は撮れてません
でも、綺麗なものを見られた喜びは、何物にも替えがたいものです。





「日本海に沈む夕陽 ~男鹿半島の夏~」
2015.07.11 撮影  秋田県男鹿市 潮瀬崎
   2015.08

火を噴くゴジラ」を撮ってから、早いもので6年が過ぎました
今回も例によって「男鹿水族館 GAO」で一日過ごしてからの撮影です。

朝のうちに下見をしておいたポイントは、夕陽の沈む位置が悪く
大慌てで移動しての撮影となってしまいましたが、そこそこの夕景が撮れました。
なぜか秋田は、相性の良い場所のようです。






「こまくさ ~高山植物の女王~ 」
2014.07.05 撮影  山形県上山市蔵王 熊野岳  2015.07

毎年この時期の楽しみは、紅花とコマクサです。

霧雨と強い風の中で、地面に這いつくばっての撮影は大変でしたが
他の植物が生息できないような厳しい環境の中でも、小さな花々が微笑んでくれます
高山植物の女王と呼ばれる理由がわかります・・・  やっぱり女王様は素敵です。

※今年はお釜周辺の火口周辺警報により、残念ですが熊野岳へのアクセスができません。






「 初夏 ~涼風~ 」
2013.06.09 撮影  山形県西村山郡大江町 大頭森山   2015.06

ここからは月山をはじめ蔵王や朝日連峰を望むことができます
特に朝日連峰は目の前にあり、初めて訪れた時の感動は忘れられません。

春から初冬にかけて、どんな景色を見せてくれるのか楽しみにしていたのですが
この写真を撮った後に「土砂災害のため通行止め」になり、約2年経ちますが未だに復旧していません。

人が訪れなくなった山の中では、動物たちが活き活きしてるんでしょうね・・・。





「 夏も近づく・・・ ~ 八十八夜の摘み取り~ 」
2015.05.02 撮影  静岡県富士宮市杉田   2015.05

眩しいほどの萌黄色が、まるで絨毯のように広がっています
新緑の中を吹き抜ける風は、心地よく頬を撫でていきます
雪解けが進み お色直しを始めた富士山が、夏色の顔を見せてくれました

八十八夜に摘み取られるお茶は、古来より不老長寿の縁起物の新茶として珍重されています

八十八夜は、立春からかぞえて八十八日目にあたる日で、だいたい五月二日頃です

※刈取り風景および茶畑の撮影は、農家のかたの許可を得て行っています。





「 春満開 ~北国の春~ 」
2014.04..27 山形県天童市 舞鶴公園  2015.04

田や畑の雪が無くなると、山形にも遅い春がやってきます。

撮影場所の舞鶴公園は「人間将棋」が行われる場所として有名です
満開の桜も素晴らしいのですが、桜の花はどこで撮っても桜です
ひと工夫しての撮影は、意外と難しい場所です。





「 冬の晴れ間に ~豪雪~ 」
2015.2.21 撮影 山形県西村山郡西川町  2015.03

ここは雪国 山形の中でも,屈指の豪雪地帯です
真冬の束の間の晴れ間を狙って、お気に入りのポイントへ
道路の両側に続く雪の壁は、この地区の冬の厳しさを教えてくれます。

撮影のために立っている場所は、おそらく川の上
真冬ならではの撮影ポイントから、自然の素晴らしさを満喫しました。





「 厳冬の裏磐梯 ~夜明けの詩~ 」
2013.02.16 撮影  福島県耶麻郡北塩原村 桧原湖畔
 2015.02

冬の裏磐梯は、寒さと引換えに素晴らしい景色に出会えます

まっさらな雪の上を行くと、雪と風が創った芸術に光が命を与えます。

光と影の声に耳を澄まし、そっとシャッターを切るとき
険しい表情を見せる磐梯山が、微笑んでくれたような気がしました。





「 妖艶 ~ビーナスライン~ 」
2014.12.27 撮影  神奈川県足柄下郡箱根町 大観山  2015.01

ようやく撮れた、大観山からの一枚です。

夜明けとともにピンクのベールが富士山を包みはじめました
普段は邪魔ばかりのモヤが、この時だけは味方になってくれました。

地球の影とは
日没や日出の頃に、太陽とは反対側の空に地球の影が映し出される現象です
ピンクの部分がビーナスの帯(ビーナスライン)と呼ばれています、そして青い部分が地球の影です。






「 銀河鉄道の夜 2 ~ SL 銀河 ~ 」
2014.11.22 撮影  岩手県遠野市宮守町  2014.12

宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」を連想させる 「めがね橋」
ここを走るSLを撮りたくて、往復450Kmを愛車の試運転を兼ねて出掛けて来ました。

SL通過の1時間ほど前まで、形の良い雲が出ていたのですが
毎度の事ですが、思うように行きません・・・。

青空をバックに、まぁまぁの煙の量だったので、贅沢を言ってはいけませんね(笑)





「幻想 ~奥日光の朝~」
20140928 撮影  栃木県日光市  2014.11

周囲が見えないほど立ち込めていた霧が、夜明けとともに動き始めました

逆光の中で、生き物のように動き回る霧が見せた一瞬を切り取った
光と霧に助けられた一枚です。

自然の素晴らしさ、力強さを改めて感じた瞬間でした。






「ありがとう! ~ おつかれさま ~」
2004.06.30 ~ 2014.10.05  全走行距離 201,800km  2014.10

何故こんな写真が今月の一枚かと言うと・・・
愛車 「 WISH 」 が役目を終えようとしています。

いつも一緒でした、移動手段は決まってWISH!
もし他の車だったら、ここまで富士山を追いかけられなかったし
予定もなしに思い立っての撮影には行かれなかったのだと思います。
思い立ってのひとっ走りで往復300kmなんてしょっちゅうでしたから・・・

春夏秋冬、雨や雪や真夏の暑さの中で快適に過ごす事ができました。
「ありがとう」 そして 「おつかれさまでした」





「 銀河鉄道の夜 ~遠野 めがね橋~ 」
2014.08.14 撮影  岩手県遠野市宮守町  2014.09

遠野のはずれにある宮守川橋梁は
JR釜石線(銀河ドリーム鉄道)にあり「めがね橋」の愛称で親しまれています。
宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」は、
「岩手軽便鉄道」(今のJR釜石線)をモデルに執筆したと言われています。

ライトアップされた「めがね橋」は、とても幻想的で「銀河鉄道の夜」を連想させてくれます。


~ 宮守川橋梁 ~
大正4年に竣工、昭和18年に現在のかたちに改修されました
高さ20m 全長107m 5連の半円アーチ状で
「土木学会選奨土木遺産」「近代化産業遺産」に認定されています。





「 狙う ~野生の本能~ 」
2014.07.12 撮影  宮城県仙台市太白区 八木山動物公園  2014.08

この歳になって動物園?って思いましたが・・・
結局 開園から閉園まで、まる一日お世話になってしまいました。

金網やアクリル越しの撮影で制約が多く大変でしたが、けっこう面白かったです
動きが速く、落ち着きのないプレーリードッグの撮影には力が入りました!
力作(?)なので見せられません(笑)

「おまけ」
ここに居たホッキョクグマの 「ホクト」 は,息子が命名しました
2004年9月に死亡するまで人気者だったようです。
※今は剥製になってビジターセンターで出迎えてくれます





「 ヒメサユリ ~初夏に映える~ 」
2012.06.10 撮影   山形県西村山郡大江町 大山自然公園  2014.07

山形の初夏の花と云えば 「 紅花、コマクサ 」 です
でも今回は 「 ヒメサユリ 」 にしました。

このヒメサユリ、なんと絶滅危惧種に指定されています
宮城県南部や飯豊連邦、朝日連峰などに自生しているのですが
嬉しいことに大山自然公園で、お手軽に見ることができます。

気が向くと出掛ける、初夏の楽しみのひとつです。






「 ドクターイエロー ~憧れのコラボ~ 」
2014.04..07 撮影  静岡県富士宮市 富士川河川敷  2014.06

ドクターイエローを初めて見たのは、昨年の4月でした
富士山と一緒に撮りたくて待機しましたが、富士山は雲の中でした。

あれから1年・・・ ようやくチャンスが訪れました
朝からヌケの良かった富士山は、昼になっても綺麗に見えたままです。

富士川にゴォーと言う音が響いた瞬間に、黄色い車体が走り抜けて行きました
撮れてしまえば面白くもない写真ですが、撮るまでが大変な一枚でした。





「春 ~満開の空の下で~」 
2014.04..07 撮影  静岡県富士宮市上柚野 興徳寺
  2014.05

富士山には「桜」が良く似合います
桜と富士山と言えば、私の中では「興徳寺」です。

真っ青な空に満開の桜、ヌケの良い綺麗な富士山
この一枚を撮りたくて、初めて下見をしたのが10年前
ようやく満足できる一枚が撮れました。






「 わたぼうし ~なごり雪~ 」
2013.04.21 撮影  山形県村山市楯岡  2014.04

この日は、4月の末だと言うのに雪が積もりました。
山形では桜が見頃を迎えていたのですが、思いがけない雪でした。

「桜と雪」「ミズバショウと雪」 どちらを取る(撮る)か迷いましたが
こちらに決めて良かったと思いました。

季節はずれの雪も、たまには良いものですね。





「 春 ~雪どけの頃~ 」
2012.03.04 撮影  山形県西村山郡河北町  2014.03

山形県を代表する山 「月山」
このあたりから見える月山は、なだらかな丘のように見えます。

1984mの山頂は、真っ白に雪化粧して笑顔を見せてくれました
春の陽射しで解けた雪は、寒河江川から最上川へと注ぎ込みます。

でも、雪どけ水は冷たくて・・・  山形の春は、まだまだ先です。






「 アイスモンスター ~厳冬の蔵王~ 」
2013.01.23 撮影  山形県山形市 蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅周辺  2014.02

蔵王の樹氷は、アイスモンスターとも呼ばれ世界的に有名です
ロープウェイを乗り継いで、樹氷の立ち並ぶ山頂駅を目指しました。

山頂駅から森林限界近くまで上がると、真っ青な空に ゴジラ のような樹氷がひとつ ・・・
厳冬の蔵王ならではの風景に出会えました。

今回も「冬のお釜」を撮ることは出来ませんでしたが、いつかチャレンジしたいと思っています。






「湘南快晴 ~威風堂々~」
2013.12.28 撮影  神奈川県三浦郡葉山町  2014.01

葉山から富士山までの距離は直線で約70Km、距離があるので難しい場所です
早朝は霞んでいた富士山が、陽があがるにつれてハッキリ見えてきました。

漁を終えた漁船が港に戻って来たところを、良いタイミングで撮ることができました
手前はまだ陽が当たっていなかったため、どうなる事かと思いましたが・・・
平面的になりがちな風景を、逆に生かす事ができました。

相模湾の向こうの雄大な富士山、駿河湾越しのそれとは違った魅力があります。





「 大空へ ~BALOON FESTIVAL IN OSAKI~ 」
2013.11.24 撮影  宮城県大崎市岩出山   2013.12 

地面に広げた気球にバーナーで熱風を吹き込み、膨らませて行く行程は一見の価値ありです
大空に舞い上がって行くパイロット達は、声援に応えて大きく手を振ってくれます
大空を飛んでみたいと云う夢は、今も昔も変わらないようですね。

できることなら気球に乗って、大空から眼下の気球を撮ってみたいです! ( でも高い所は苦手です )

熱気球
風に乗り、バーナーからの熱の調整による上昇・下降と風の向きで行き先をコントロールする
高度によって風の向きと強さが異なるため、進みたい方向の風を見つけて高度を調整する勘と経験が必要です。






「 あこがれ ~笠雲 & 吊るし雲~」
2013.10.21撮影  山梨県南都留郡富士河口湖町 本栖湖  2013.11

いつか出会ってみたかった笠雲
そこには写真では表現しきれない、雄大な姿がありました。

AM2:00過ぎに本栖湖に到着した時には、まるで「サザエ」のようでした
あきらめて朝霧高原に移動するも霧で姿が見えず、戻ってみたら立派な笠雲に・・・

AM 3:00頃~ 1時間以上にわたり、三段笠・四段笠と笠の移り変わりを楽しませてもらいました
そして左に見える吊るし雲も、変幻自在に姿を変えてくれました。

紅葉と富士山は空振りでしたが、久々のご褒美をいただきました。





「 ほほえみ ~小田代原の貴婦人~ 」
2013.09.28 撮影  栃木県日光市
   2013.10

奥日光の戦場ヶ原の奥に、小田代原(小田代ヶ原)と呼ばれる湿地帯があり
ここには「貴婦人」と呼ばれる、有名な白樺が佇んでいます。

霧が貴婦人を包み込み、生き物のように姿を変えて行く様子は
出会った事の無い、素晴らしいものでした

この一本の白樺を撮るために、夜明け前から沢山のカメラマンが集まります
多い時は年間300日も通い、気がついたら15年になると云う人に出会いました
わかるような気がします・・・  富士山とは違った魅力が、ここにはありました。






「質実剛健 ~羽黒山 五重塔~」
2013.08.24 撮影  山形県鶴岡市羽黒町手向   2013.09

出羽三山のひとつ羽黒山には、三山の神を祀る三神合祭殿があります
手向(とうげ)にある髄神門をくぐり、合祭殿への参道を進むと、樹齢350~500年の老杉が立ち並びます
神橋を渡り 石段を進むと、五重塔まで もうひといきです

雪景色の五重塔は何回も訪れてていますが、夏の五重塔は初めてでした
改めて感じたのは、一切の彩色の無い、素木の塔の美しさです
質素でありながら、豪華さ、力強さを感じます。

羽黒山 五重塔
東北地方では最古の塔といわれ、平安時代中期に平将門の創建と伝えられています
現在の塔は、約650年前 (応安5年 1372年) に再建されたものと云われています
高さ 約29mの三間五層柿葺素木造で、昭和41年に国宝に指定されました。





「天空への想い ~突き抜ける光~」
2011.07.06 撮影  山形県西村山郡河北町  2013.08

仕事帰りに西の空に目をやると、なんとなく焼けそうな感じが・・・
普段はこんな事は無いのですが、この日は帰宅後カメラを積んで大急ぎで出発。

行く当てもなく辿り着いたのは、寒河江川に架かる橋の上
平凡に陽が沈み「やっぱり空振りか~」と思っていたら、予想外の大焼けになりました。

シルエットの月山、川面の映り込み、雲の様子もバッチリ、そしてサンピラーのおまけ付きでした!





「レンゲツツジと鳥海山 ~桑ノ木台湿原~」
2013.06.11 撮影  秋田県由利本荘市矢島町  2013.07

鳥海山の麓にある桑ノ木台湿原では、6月になると
白い小さな綿帽子をつけたワタスゲや、オレンジ色の花をつけたレンゲツツジが
まだ雪の残る鳥海山をバックに咲き始めます。

駐車場から湿原まで約1時間、エゾハルゼミの声を聞きながらのトレッキングです
コースの途中からは鳥海山が見えないので、湿原に入るまでのお楽しみです。

思い立ってから3年越しの桑ノ木台湿原は、ツツジも満開でバッチリでした
いつもながら、大自然の美しさに感謝、感謝です!





「新緑の頃 ~あがりこ大王~」
2012.06.01 撮影  秋田県由利郡象潟町 中島台レクリェーションの森  2013.06

「あがりこ大王」 なんとも不思議な名前です
幹周り 7.6m  樹高 25m 樹齢 300年  最大級のブナの奇形樹と言われています。

それは、通いなれた鳥海山の北麓にありました
清流のせせらぎを聞きながら、新緑の遊歩道を歩くこと約45分
散策路の行き止まりに「あがりこ大王」が待っていました.。

下に立って見上げた時、その大きさを実感します
眩しい新緑を包み込む、周囲の木々は萌黄色
少し遠いけど、大自然の素晴らしさ、優しさを実感した瞬間でした。






「春爛漫 ~北国の春~」
2013.04.29 撮影  山形県飽海郡遊佐町 中山河川公園   2013.05

4月の半ばを過ぎる頃、山形にもようやく春が来ます
雪の消えた田や畑には、ふきのとうが顔を出し、春の訪れを知らせます。

満開の桜と雪の鳥海山は、庄内の春の象徴です
桜の下では家族連れやカップルが、思い思いの春を楽しんでいました。

やっぱり春は良いですね、気持ちが明るくなります!





「夜明けの詩 ~至福のひと時~」
2013.03.17 撮影  秋田県由利本荘市 由利高原
 2013.04

春が近づくと、気になって仕方ないのが鳥海山です
冬は悪天候で姿を見る事ができない山が、真っ白な姿を見せ始めます。

何回も空振りを繰り返し、ようやく出会えました
これほどの雪を身にまとった鳥海山を見たのは初めてです
雪化粧をした鳥海山は、思っていた以上に綺麗でした。

凍てつく寒さの中で、じっとその瞬間を待つ・・・ 大変だけど、とても幸せな時間です。






「会津鶴ヶ城 ~雪化粧~」
2013.02.09 撮影  福島県会津若松市   2013.03

会津伝統工芸品の一つである「会津 絵ろうそく」
この絵ろうそくを皆に知ってもらおうと始まったのが、会津 絵ろうそくまつりです。

会津は寒かったです、ピンと張詰めた空気の中で
雪をまとった鶴ヶ城は、凛とした姿でたたずんでいました

やわらかく暖かい絵ろうそくの光は、冷えた心を暖めてくれたような気がします。





「 モノトーン ~影絵~ 」
2012.03.16 撮影  福島県耶麻郡北塩原村 桧原湖畔
  2013.02

寒くなると、なぜか行きたくなる裏磐梯

ワカサギ釣りで賑わう桧原湖の雪原から、磐梯山を狙ってみましたが
残念なことに、雪の上には沢山のカメラマンの足跡が・・・
やっと見つけた真っ白な雪原に、木の枝が綺麗な影を落としていました。

この日は、これしか まともな写真は撮れませんでしたが
自分の中では、ちょっといい感じの一枚です。






「本栖湖 ~炎上~」
2012.12.28 撮影  山梨県南都留郡富士河口湖町 本栖湖  2013.01

富士山の「朝焼け、夕焼け」
狙ってみても、なかなか巡り逢えるものではありません。

この日は山中湖からの赤富士を撮るつもりだったのですが
虫の知らせか、迷った末に本栖湖へと車を走らせていました。

「本栖湖は、めったに焼けない」 嘘か本当か・・・
今日はとてもラッキーだったようです
こんな事があると、なかなか「富士の病」から抜け出せないんですよね~ (笑)





「晩秋 ~黄金色の輝き~」
2012.11.11 撮影  福島県耶麻郡北塩原村   2012.12

東北の秋は、駆け足で過ぎて行きます。

紅葉が撮りたくて裏磐梯に出掛けてみましたが
どこに行っても枯れ葉ばかり、磐梯山も雲に隠れて お手上げ状態でした。

あきらめて帰る途中で見つけました! 黄金色に輝くカラマツです
背景の山々が低い雲に隠され始めた時に、雲の切れ間から陽が射しました
わずかな時間でしたが、黄金色に輝く 「秋」 に出会う事ができました。





「竜頭の滝 ~真紅の彩り~」
2012.10.21 撮影  栃木県日光市中宮祠   2012.11

奥日光の紅葉と言えば「竜頭の滝」
この1枚が撮りたくて、激混みを覚悟で日光に向かいました。

午前4時に駐車場は満車、滝見台には三脚が並んでいました
空には満天の星、日の出を待ちきれないカメラマンが行ったり来たり・・・
明るくなる頃には予想以上の混雑で、狭い滝見台は人が溢れていました。

戦場ヶ原、湯ノ湖、金精峠も素晴らしく、帰るタイミングを逃してしまいました
予想はしていたのですが・・・ 気がつくと大渋滞にハマッテいました
それにしても、渋滞の先頭の車が何をしてるのか、とても気になるのは私だけ?(笑)






「コバルトブルーの誘惑 ~魔女の瞳~」
2011.09.24 撮影  福島県福島市 浄土平を経由し一切経山へ  2012.10

紅葉が始まったばかりの磐梯吾妻スカイラインを、一気に駆け上がり
浄土平の駐車場から、一切経山を登り始めました。

途中、噴煙の向こうに吾妻小富士の火口を俯瞰する事ができるのですが
ほとんど登りっぱなしの登山道に、余計な物(?)は撮る気もしません・・・
とにかくキツイ! 大変でした!

登り始めて約90分、ようやく魔女の瞳が見えた時には
「もう、二度と来るもんか!」と、堅く心に誓いました(笑)

ここは、吾妻連峰の一切経山の山腹にある火口湖です
美しいコバルトブルーの水をたたえている事から「魔女の瞳」と呼ばれています。






「川霧の中で ~元滝伏流水~」
2012.08.26撮影  秋田県仁賀保市象潟町 元滝伏流水  2012.09

鳥海山五合目からの星空は、まさに満天の星
天の川を眺めながら飲んだビールは、下界の蒸し暑さを忘れさせてくれました。

翌朝は朝霧の立つ滝を狙って、元滝伏流水へ
この日は運よく、ほど良い高さで霧が流れてくれました。

何回も通った場所ですが、久々に手ごたえのある一枚が撮れました。






「妖艶 ~真夏の祭典~」
2010.08.08 撮影  山形県鶴岡市 赤川花火大会  2012.08

真夏の夜は「花火」ですね!
不思議なもので、蒸し暑い夜も花火を見ていると暑さを忘れます。

山形県内での、私のお勧めは「赤川の花火大会」です
赤川の河川敷を利用して、約 12,000発の花火が次々に打ち上げられます。
真上に上がる花火と、体で感じる爆風・・・  やっぱりいいです!

ちなみに、昨年の観客は約25万人だったらしい・・・
今年は30万人を目標とのこと、帰りはメチャ混みですね~ (苦笑)





「でんでんむし」
2010.07.10 撮影  神奈川県茅ヶ崎市   2012.07

梅雨に入ると撮影の楽しみは「紫陽花」くらいのものです。
毎年この時期になると、紫陽花とカタツムリ(でんでんむし)を撮りたくて
あちこち捜し歩くのですが、まったく見かけません。

幼い頃には沢山見かけたような気がするのですが
いつの頃からか見かけなくなっていました・・・
もしかしたら、山形には 「でんでんむし」 が居ないのかも知れません (そんなわけ無いか~ 笑)

これはカミさんが茅ヶ崎で撮った、貴重な(?)一枚です。
またしても 「kaze.m」 の援護を受けてしまいました、トホホ・・・





「遅い春 ~月山 新緑のブナ林~」
2011.06.05 撮影  山形県西村山郡西川町 月山   2012.06

平地で初夏を感じる頃に、夏スキーで有名な月山に遅い春が訪れます
芽吹いたばかりのブナたちは、降り注ぐ陽の光に萌黄色の葉を広げ
足元の残雪には、雪紅葉を見せてくれます。

道のない雪の上を、勘を頼りに約1時間
息を切らしながら登った先には、素晴らしい景色が待っていました。

残雪、新緑、根開き、雪紅葉 ・・・
なんだかホッとする、雪国ならではの風景です。


※根開き・・・ 雪に覆われた木々の根元が、木の幹からの放射熱などで、すり鉢状に窪む様子
※雪紅葉(ゆきもみじ) ・・・ ブナが芽吹き、その芽を包んでいた赤い皮が、雪の上に舞い落ちた様子





「 彩り ~雲海のかなたに~ 」
2012.04.29 撮影  山梨県笛吹市芦川町 新道峠   2012.05

午前2時 河口湖畔からは富士山も星空も見えませんでした。

息をきらしながら峠に登ると、目の前には大雲海が・・・
「新道峠の雲海」に、やっと巡り逢えました!
生き物のように姿を変えていく雲海を、街の灯りが色とりどりに染めています。

以前から狙っていたものが、ようやく撮れました
今回の撮影は、この一枚で大満足です。






「月山 ~春はもうすぐ~」
2012.03.04 撮影  山形県西村山郡西川町  2012.04

3月の初め、まだまだ不安定な天気が続くなか
珍しく晴れ渡った空に誘われ、お気に入りのポイントに出掛けました。

山頂の雲が無くなり真っ青な空の下、雪化粧の月山が姿を現しました
そこには人の手では造ることができない、素晴らしい景色が広がっていました。

優しくなった風の中、春の訪れを感じました
大雪だった山形にも、春はすぐそこまで来ています。






「銀山温泉 ~大正ロマンのガス灯~」
2012.02.11 撮影  山形県尾花沢市銀山温泉  2012.03

大雪の中、お気に入りの雪景色を撮るために
久しぶりに銀山温泉に出掛けました
ここは紅葉より、雪景色がお勧めです!

温泉街の中を流れる銀山川に架かる橋や歩道には
昔ながらのガス灯が並んでいます
夕闇が迫る頃、雪景色の中 ガス灯に灯が燈り
昔ながらの温泉街は、やわらかな光に包まれます。

ここは雪が多く寒さも厳しいところですが、ガス灯に心が和みます
銀山の温泉街には、雪景色がよく似合います。





「安久津八幡 ~墨絵の世界~」
2012.01.08 撮影  山形県東賜郡高畠町大字安久津  2012.02

年が明けてから雪が続き、家の周りは一面の銀世界
墨絵のような、白と黒の世界を撮るために
高畠町にある安久津八幡の三重塔を目指して出発しました。

安久津八幡に着くと思っていたより雪が多く、撮影場所の選定に困りました
ポイントへの移動は、場所によっては太ももまで埋まるほどの雪でしたが
三重塔や周囲の木々には、ほど良く雪が載っていました。

深い雪の中での撮影は大変でしたが
思っていた以上に綺麗な雪景色に出会う事ができました。






「風雲 関宿城」
2012.01.02 撮影  茨城県猿島郡境町  2012.01

この日は夜明け前から山中湖で待機しましたが、富士山は雲の中でした
雲の様子を見ていましたが、期待できそうもないので賭けに出ることにしました。
以前から気になっていた「関宿城」です、富士山への往復でいつも近くを通るのですが
通過時間が必ず深夜のため、立ち寄る事ができませんでした。

「富士山写真道楽」の熊澤さんから、詳しい場所を聞いて場所を確保しましたが
噂どおりに風が強く、とにかくブレないように撮るだけで精一杯でした。

城がライトアップされる頃に、雲に隠れていた富士山が姿を見せてくれました
天守閣と山頂が雲に邪魔されないタイミングで、何枚か撮る事ができたのでラッキーでした。

関宿城は千葉県野田市にある、千葉県立の博物館です。
撮影は利根川をはさんだ、茨城県からになります





「錦秋の山寺」
2011.11.03 撮影  山形県山形市山寺  2011.12

「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」
松尾芭蕉が奥の細道を旅した時に詠んだ、有名な俳句です。

江戸を旅立ち、日光・白河・松島を経由し、山形領に入った芭蕉と曾良が
立石寺(山寺)に立ち寄ったときに詠んだそうです。

山寺は四季を通して何回も訪れる場所なのですが、ようやく納得の一枚が撮れました。





「秋の彩り」
2011.10.10 撮影  山形県西村山郡西川町 月山 地蔵池   2011.11

月山の草紅葉は、あっと言う間に山を駆け下りてきます
山頂から牛首をくだり、姥沢を過ぎた「色の魔術師」は
志津温泉の地蔵池で、水辺の木々を秋の彩りに変えていました。

ここは、もう少しすると雪に閉ざされてしまいます
これから迎える厳しい寒さを前に、魔術師が見せた束の間の笑顔のようでした。

私の中で今年No.1の紅葉は、裏磐梯や鳴子峡ではなく 「月山 地蔵池」 です






「裏磐梯 不動滝」
2011.09.18 撮影  福島県耶麻郡猪苗代町達沢  2011.10

天気予報は快晴、空には満月
いつもの虫が騒ぎ出し、雲海に浮かぶ磐梯山を撮ろうと午前1時に出発
米沢から白布温泉を抜け、西吾妻スカイバレーを駆け上がる
空には満月が怪しく輝いているのだが、峠からの磐梯山は雲の中・・・

予定を変更し、中ノ沢温泉の奥にある「達沢不動滝」に立ち寄りました
ここはNHKの大河ドラマ「風林火山」のオープニングで使われたそうです
水量は多くはないのですが、ちょっと感じの良い滝です。

次は紅葉の盛りを狙って出掛けるつもりです






「リアス式海岸 鵜の巣断崖」
2009.6.14 撮影   岩手県下閉伊郡 鵜の巣断崖   2011.09

奥入瀬からの帰り道、リアス式海岸で有名な北山崎を経由し
本命の「鵜の巣断崖」を目指しました。

海岸沿いの景色は、白く霞んでいます
霧かと思っていましたが、どうやら「やませ」だったようです
お目当てだった、コバルトブルーの海と断崖絶壁は
海から次々に押し寄せてくる、白い生き物達に隠されてしまいます。

「やませ」が治まると、目の前には素晴らしい景色が広がっていました
青い海から、断崖に打ち寄せては白く砕け散る波・・・
思っていた以上の壮大な景色に感動しました。

今年の震災で、どのような被害があったのか想像もできませんが
また素晴らしい景色を見せてくれることに期待しています。





「笹川流れ ~残照~」
2011.07.17 撮影  新潟県村上市 笹川流れ  2011.08

日本海に沈む夕陽のスポットを訪ねて、笹川流れに出掛けました
ここは綺麗な砂浜と、沢山の奇岩や洞穴が見られる場所です

早朝に笹川流れに着きましたが、連休で天気が良かったせいか
浜辺にはビーチパラソルの花がたくさん咲いていました
予想していた事ですが、とても絵になりません
仕方なく 夕陽までの時間を、遊覧船や村上市の町屋でつぶしました.

夏は、沖に見える粟島に夕陽が沈む時期なので
粟島と形の良い岩場が手前に入る場所で待機しました

久々に綺麗な夕陽を見る事ができましたが
そのあとにドラマが待っていました!
暑さも疲れも忘れる事ができる一枚が撮れました。

※ これは、カミさんが撮ったものです
私のより岩場の感じが良かったので、使わせてもらいました。
他のコーナーにも時々「 kaze.m 」で登場してましたが、ついにここまで・・・(汗)





「逆さ鳥海」
2011.06.16 撮影  秋田県にかほ市 扇谷地池  2011.07

水田に映る鳥海山は、手軽に撮れるため よく見かけますが
池や沼に綺麗に映っているものは、なかなか見かけません・・・

今年こそ「逆さ鳥海」を撮ろうと、情報収集を重ねました
最終的に数ヶ所の池と沼に絞込みましたが、場所の見当はついても
道路がわかりづらく、なかなか思った場所に行きつけませんでした

たまたま知り合ったカメラマンさんから、道を教えていただき
場所の特定ができましたが、これからが大変でした・・・

気象状況の良い時を狙って、2週間で4回通い、ようやく撮れた一枚です。
まるで鏡のような池を見た時は、本当に慌てました
このまま波が立たないように・・・
逆さ鳥海が消えないようにと、祈りながらの撮影でした。

この日 この時間に、この場所に立てた事に感謝! です





「小岩井 一本桜」
2011.05.11 撮影  岩手県岩手郡雫石町 小岩井農場    2011.06

小岩井農場の一本桜
NHKの連続テレビ小説「どんと晴れ」で有名になり
TVドラマの「冬のサクラ」にも登場した、エドヒガンザクラです。

冬のサクラの中では、雪の中で咲くサクラとして登場していましたが
例年なら5月の連休が見ごろらしく、やっぱり春にならないと咲かないようです(笑)
その頃は富士山に居る私には、縁の無いものと思っていましたが
今年は大雪の影響で開花が遅れ、満開の日に出かける事ができました。

天気予報の「晴れ」を信じて山形を出発し、4時間ほどで一本桜の前に到着
夜明け前の午前4時頃、東の空は綺麗に焼け始めました
桜と岩手山の上空も朝焼けに染まり、印象的な一本桜が撮影できました。

残念なことに、このあと薄雲が広がってしまいました
真っ青な空と満開の一本桜は、またの お楽しみってことで・・・







「三春 滝桜」
2011.04.24 撮影  福島県田村郡三春町   2011.05

日本三大桜のひとつ、三春の滝桜に5年ぶりに出かけてみました
前回の撮影は6~7分咲きだったので、写真を見ると物足りない感じでした。

満開の時期と休みが重なり、天気の良い日が来るのを数年間待っていました
山形は当日の明け方まで大雨でしたが、天気予報を信じて出掛ける事にしました
3時間走って滝桜の前に来た時には、すでに三脚が乱立していました
原発の影響で観光客が少ないとの噂だったのですが・・・

三春滝桜は原発に負けず、今年も綺麗に咲いてくれました
推定樹齢1000年以上の老木なのに、四方に伸びた枝には薄紅色の花を無数に咲かせています
「流れ落ちる滝」のような美しさと、その大きさに圧倒されます。

日本三大桜、美しさなら三春滝桜が一番かも知れません・・・







「春よ来い」
2010.04.02 撮影  福島県耶麻郡北塩原村 秋元湖畔  2011.04

磐梯山を撮るのは、桧原湖や五色沼が定番ですが
趣向を変えて、秋元湖畔からの一枚です

解け始めた雪と、暖かな陽射しの中で見つけたネコヤナギが
裏磐梯にも、春が近い事を教えてくれました

震災で大変な思いをされている皆さんにも、暖かな春が早く来る事を願っています。







「 結氷 玉すだれの滝 」
2011.02.02 撮影  山形県酒田市升田
  2011.03

凍結した滝が撮りたくて、華厳の滝まで出かけようと思っていたところ
県内にある「玉すだれの滝」が全面凍結したらしいとの情報が・・・

今年の冬は、あちこちで大雪の被害が出ており
真冬の道路状況を考えると、無理して出かけるのは危険と判断し
近場 (と言っても、片道140Km) で、お茶を濁す事にしました

愛車に、スコップや長靴、念のためにスノーシューも積み込んで出発しました
なんとか駐車場に辿り着きましたが、冬は四駆が欲しくなります

駐車場から「玉すだれの滝」までは、雪道でも10分ほどです
夏には七色の虹を身にまとい、轟音とともにマイナスイオンを撒き散らしていた滝が
今は目の前で、大きな氷柱となって凍り付いています

落差60mの氷の芸術は、自然の大きさを感じさせてくれました






「凛として」
2010.12.30 撮影 静岡県伊豆市 だるま山高原レストハウス  2011.02

午前4:00 伊豆の国市の上空は星空・・・
駿河湾越しの富士山を狙って、だるま山高原に向かいました
海の向こうの街灯りは、宝石を散りばめたように煌いているのですが
肝心の富士山は確認できませんでした

冷たい風の中、寒さに震えながら待つこと1時間
雲に隠れていた富士山が、ようやく顔を見せてくれましたが
それも束の間のこと
手前の雲が途切れる事なく流れてきて、あえなく撤退となりました。

期待していた、駿河湾越しの紅富士には会えませんでしたが
次回のお楽しみってことで・・・






「D51 爆走」
2010.12.13 撮影  宮城県大崎市   
2011.01

陸羽東線を走る「SL湯けむり号」
一昨年は C11 と山形新幹線「つばさ」が並走し、話題になりましたが
今年はD51(デゴイチ)が走るとの事で、にわか鉄っちゃん魂に火が着きました!

子供の頃から、SLと言えばデゴイチ(D51)しか知らなかったのですが
一度も見た事がなかったので、なんとしてもヘッドマーク無しの雄姿を写真に収めたいと思い
撮影ポイントの下見と、時間を計測しながら移動のシミュレーションをしました。

撮影当日に聞いた話では、今回の D51 498 は「重装備仕様」で走るらしい
これは弟機の D51 499 の容姿(後藤式門デフ・集煙装置付き)が再現された特別仕様とのこと
にわか鉄っちゃんの私には、何の事やら・・・

汽笛が聞こえ、しばらくするとドラフト音と黒い煙が近づいて来ました
思ったよりスピードが出ていて、とっさに流し撮りに切り替えたのが功を奏しました
スピード感がありピントもドンピシャ、爆走と呼べるデゴイチが撮れました。

非電化区間を走る SL は、やっぱり絵になります!






「月光富士」
2010.01.01 撮影  山梨県南都留郡富士河口湖町   2010.12

毎年恒例の年末年始の富士山詣で、ようやくにチャンスが来ました
空には満天の星・・・
極寒のなかで、満月に照らされた富士山が浮かび上がっています

新年早々もいいところ、時計は午前2時を過ぎたばかりです
富士山が雲に隠れないようにと願いながら、目当ての場所に急いで移動しました

ここは御坂峠、河口湖と河口湖大橋が眼下に見えます
いつかこの場所から、自慢できるような富士山を撮りたいと思っていました
突き刺さるような寒さの中で撮影が終わると、あたりは物音ひとつしません・・・
この景色を眺めていたら、富士山の美しさをあらためて実感しました。

河口湖は母親の生まれ育ったところです
私にとって河口湖は、富士山より思い出深い場所です
幼い頃に見た富士山は、もっともっと優しい顔をしていたような気がします






「月山 草紅葉」
2010.10.02 撮影 山形県西村山郡西川町   2010.11

紅葉情報で、月山(山頂付近)が見ごろを迎えたらしい
今年こそはと早朝に出発し、姥沢駐車場に着いた頃には真っ青な空が広がっていました
またと無いチャンスと、姥ヶ岳を経由して月山山頂を目指しました。

姥ヶ岳からは、庄内平野と日本海、右手には鳥海山が見えています
驚いた事に背中側には、蔵王連峰の向こうに磐梯山まで確認することができました。
抜けるような青空と、姥ヶ岳から山頂にかけての草紅葉が素晴らしかったです。

月山山頂からの帰り道、牛首の分岐を左に進み
赤や黄色に彩られた月山を左に見ながら黄葉の中を進むと
目の前に、黄色い絨毯を敷きつめたような光景が・・・
午後の斜光も手伝って、高級な絨毯でも見ているような風景に出会えました。

真っ赤な紅葉が無くても、絵になるもんですね・・・






「鳥海山 ~実りの秋~」 
2010.09.26 撮影 山形県飽海郡遊佐町  2010.10

黄金色の稲と鳥海山を撮りたくて、庄内地方に出かけました
朝は頭を雲に隠し、霞んでいた鳥海山が
朝露が乾き、稲刈りを始める頃になると、顔を見せ始めました。

電柱や建物などの、人工物の無いところを探していると、
今では珍しくなった、稲を天日干しさせるための作業をしていました
お孫さんを連れたご夫婦が、秋晴れの中でせっせと仕事を進めています
一声かけて、作業の邪魔をしないように撮影させていただきました。

秋晴れの鳥海山と、庄内米の天日干し
久しぶりの庄内弁と心地よい風の中で、納得の一枚が撮れました。






「疾風 ~大空を翔る~」
2010..8.22 撮影  宮城県東松島市   2010.09

航空自衛隊 松島基地航空祭に出かけてみました
目当ては、もちろんブルーインパルスです。
趣向を凝らしたアクロバット飛行を頭上で繰り広げてくれました。

やっぱり速いです!
オートフォーカスが追いつかず、絶好のシャッターチャンスを何回も逃しました
一瞬で通り過ぎて行くブルーの機体を、時間が経つのも忘れて追っていました。

大空を翔け巡る、風を見たような気がします。







「紅花の里」
2010.07.10 撮影  山形県天童市 上貫津   2010.08

7月になると、山形県内で「紅花まつり」が行われます
中でも有名なのは「高瀬の紅花まつり」です
スタジオジブリの劇場アニメ「おもひでぽろぽろ」の舞台になった場所です。

今回の一枚は、おくのほそ道「天童 紅花まつり」の会場で撮影しました
ここは、高瀬地区と比べると規模が小さく、こじんまりとしていますが
手軽に紅花を見られる場所として、お勧めです。

紅花は、山形県では最上地方で江戸時代から栽培されたようですが
「紅花染め」や「紅花油」「化粧品」として、今でも活躍しています。
そして、山形県の県花が「べにばな」になっています。






「最上川 夕景」
2010.05.30 撮影  山形県酒田市 眺海の森  2010.07

奥の細道で松尾芭蕉が 「五月雨を あつめてはやし 最上川」 と詠んだ
山形の母なる川 「最上川」は、米沢市の吾妻山から酒田市まで、延長229km
一つの都府県のみを流域とする河川としては、国内最長です。

山形に住んで居るのですから、最上川に沈む夕陽の一枚くらいは欲しいとい思い
水田に水が入る時期を狙って、眺海の森を訪れました。
ここからは、最上川が蛇行しながら日本海に流れ込むのが見られます。

峰の薬師に撮影場所を確保し、翌日からの仕事を考えもせず、待つこと5時間
広がり始めた薄雲が見事に色づき、久々に綺麗な夕陽に出会えました。






「菜の花につつまれて ~鳥海山~」
2010.05.30 撮影  秋田県由利本荘市矢島町   2010.06

田植えの終わった水田と鳥海山を撮りたくて、ネットで検索中に
「鳥海高原 菜の花まつり」の写真に目がテンになりました
それは 「菜の花に浮かんでいる、鳥海山」 でした。

開催日は5/22~23、写真も当日の物のようです
「1週間も過ぎれば、枯れているだろうな・・・」 と思いながらも
「運が良ければ」 と、都合の良いほうに考えて出かけることにしました
これもカメラマンの、悲しい習性かも知れません。

早朝に出発し、目的地に着くと、菜の花は、今が盛りと咲き誇っていました
鳥海山は、雲が出始めていましたが、まだまだ撮れそうです。
とにかく、山が隠れてしまわないうちにと、大急ぎで何枚か撮ったうちの一枚です。

「菜の花に浮かぶ鳥海山」は、写真の奥の黄色い場所で撮れました。
愛車でここまで行く自信が無くて、歩いて行ったためロス時間が多く失敗でした
しばらくして山頂まで雲が回りこんでしまい、本日の鳥海山はここで終了です。

「やっぱり、RV車が欲しいな」と思う、今日この頃です。






「つくし ~春の日に~」
2009.04.12 撮影  山形県東根市六田  2010.05

春の代名詞と言えば「さくら」で、誰もが目を奪われますが
「すみれ」や「つくし」は、ほとんどの人に気づかれず、踏みつけられて消えていきます。

「つくし」を綺麗に撮れないものかと、以前から気にしていました
「水芭蕉」と「桜」を撮影に行った帰りに、思い描いていた景色に出合えました
道路わきで這いつくばっての撮影だったので、通りがかった人達は何事かと車を止めていました。

「つくし」を新緑が囲み、その奥には紫の「すみれ」が咲いています
そして背景には「つくし」を引き立てるように、暗い緑が広がっています。

桜よりも、水芭蕉よりも、春らしい風景に出遭えた瞬間でした。






「グラスの中の磐梯山」
2010.03.27 撮影  福島県耶麻郡北塩原村   2010.04

磐梯山を撮るために五色沼方面に向かいました
凍った桧原湖には雪が積もっていて、磐梯山は思ったとおりの雪景色です
富士山じゃなくても、山には雪景色がよく似合います

持ってきたワイングラスを使いイタズラして撮ってみました
邪道ですが、こんな写真も面白いかも知れません
・・・ ちょっと苦しかったかな? (笑)






「出羽富士 鳥海山」
2010.02.28 撮影  山形県酒田市北沢   2010.03


朝焼けの月山を狙って、庄内への山越えをしました
月山から湯殿山の麓を抜け、約100Kmの快適なドライブでした
夜明け前に目的地に着きましたが、肝心の月山は雲の中・・・
しかし、運良く「鳥海山」が朝モヤの中で確認できました。

急遽、予定を変更して、出羽富士(鳥海山)に会いに行く事にしました
羽黒山の赤い鳥居を見ながら、R345を遊佐に向かいます
目的地は、遊佐駅の近くを流れる月光川(がっこうがわ)です

ここは、映画 「おくりびと」 の中で、本木雅弘さんが 「鳥海山をバックにチェロを弾いた」 場所です
昨年の夏に行った時には、雪の無い鳥海山だったのですが
今回は間違いなく雪があるでしょうから、リベンジ編と言うことで・・・

結果は、またチャレンジする事になってしまいました
目的地に着いた時には、山頂は雲に覆われていました
前日の天気予報では庄内は晴れ、青空の鳥海山が撮れるはずだったのですが
1回もシャッターを切らずに、小雨の降り始めた遊佐をあとにしました。

今回の写真は、念のため遊佐の手前で撮った「押さえの一枚」です
なかなか、思うような写真が撮れませんね・・・

鳥海山(出羽富士)
標高 2,236m (ふじさんろく m)  国定公園  日本百名山






「忍野村 雪景」
2004.12.31 撮影  山梨県南都留郡忍野村  2010.02

富士山の撮影場所が沢山あることで有名な忍野村
特に有名な「忍野八海」のなかにある、定番ポイントからの一枚です。

富士山の撮影を始めた頃に、ぜひ撮ってみたい場所のひとつでした。
当時は情報量も少なく、この場所がわからずに右往左往して
大雪の翌日、絶好の撮影条件だったのに、場所がわからずに諦めました。
翌年に場所が特定できた時には、雪は無く平凡な写真(?)で終わり
3回目でようやく、思ったような写真が撮れました。

雪景色の中に、水車小屋、茅葺屋根の古民家、その奥には美しい富士山の姿
「昔ながらの日本の風景って、こういうのを言うんだろうな・・・」
パンフレットやHPで見慣れたはずの風景ですが、実際に見たときは感動しました。

富士山の撮影は 「忍野に始まり、忍野に終わる」 と聞いた事がありますが
富士山には、昔の日本の風景が似合うのかも知れません。






「大正ロマンの湯の街  銀山温泉」
2008.1.16 撮影  山形県尾花沢市大字銀山   2010.01

雪の銀山温泉を撮影したくて、雪の一番ひどい時期に訪れてみました
銀山川の両岸には、大正~昭和初期に建てられた旅館が立ち並んでいます
川には橋がかかり、ガス灯の明かりが温もりを感じさせます
やっぱり、銀山温泉には雪景色がよく似合います。

雪の降る中を散歩する観光客の皆さんが多くて
数枚のカットを撮るのに、1時間以上もかかってしまいました。
そして、 雪の舞う中での撮影でしたが、
さいわい雪は写り込まず、思っていたよりクリアな絵になりました。

寒い中を行った甲斐があったと、自分なりに納得できた一枚です。






「こもれ日」
2009.11.1 撮影  山形県天童市   2009.12

メインストリートのイチョウ並木は、見事な黄葉を見せています
カップルが記念写真を撮ったり、家族連れが散歩をしたり
お年寄りがギンナン拾いに夢中になったり・・・
それぞれが、イチョウ並木を舞台に短い秋を楽しんでいます。

傍らには沢山のカエデの葉が、まるで絨毯のように敷き詰められていました
カサカサと枯葉を踏みしめて歩いて行くと
落ち葉の積もったベンチが、木漏れ日を浴びて輝いていました

暖かな春が来るまで、ここに座る人は居ないのかも知れませんね・・・






「SL ばんえつ物語」
2009.10.31 撮影  福島県喜多方市高郷町  2009.11

近県でSLを定期的に運行している場所は、磐越西線(新潟駅~会津若松駅)でした
手軽に行けそうな場所として、会津若松駅~野沢駅の間を撮影場所と決め
SLを撮るなら「非電化区間」で「煙もくもく」が最低条件として、撮影場所の選定を進めました。

喜多方駅~野沢駅の間が、非電化区間であることがわかり
この区間の上り坂を何ヵ所か特定し、自分の好みの場所で待機しました。

遠くで汽笛が鳴っています・・・ 次の汽笛は、すぐ近くでした
もくもくとした煙  シュッ!シュッ!シュッ!と音が大きくなって来ます
「来た!」と思った時には、目の前を黒い大きなものが通り過ぎて行きました
白い蒸気と、石炭の煙の匂いを残して、黒い塊が見えなくなりました。

迫力不足の「SLさくらんぼ号」から、1年半
やっと 「煙をもくもく吐きながら走る」力強いSL を撮ることができました。

余談ですが、SLばんえつ物語のヘッドマークは、かわいい「オコジョ」がお色直しをします
月替わりで、季節に合わせたデザインに変更されます。

次は、ヘッドマークの着いていないSLが撮れたらと思います。






「紅 ~KURENAI~」
2009.09.19 撮影 山梨県南都留郡山中湖村 三国峠  2009.10

この日も富士山は、いつもの見慣れた夕暮れ時を迎えていました。
例によって、いつもの平凡な夕暮れで終わると思っていましたが
雲の流れが早く、ほんの数分の間に見たこともない光景に変わってていきました。

頭上の雲は、オレンジから赤、そして真紅へと変化していきます
これでもかと言うくらいに赤みを増していきます
今までに一度も出会った事のない、凄い夕焼けでした

何も考えずに、夢中でシャッターを切りました
山中湖の向こうの街灯りが煌めきはじめた頃に、雲が真っ赤に染まりました。

ほんの数時間前には、箱根から富士山の夕焼けを狙っていたのですが
なぜか急に「パノラマ台に行こう」と思いたって車を走らせました。
途中R138の大渋滞をUターンして、富士スピードウェイ経由でパノラマ台を目指しましたが
陽が沈むのが早く、途中の三国峠からの撮影になりました。

この場に居合わせた幸運に感謝です、本当にラッキーな日でした。
もう一度、こんな夕焼けに出会いたいと思いますが、きっと難しいでしょうね。







「男鹿半島のゴジラ岩」
2009.8.29 撮影  秋田県男鹿市
   2009.09

男鹿半島に出かけたら、狙ってみたい被写体がゴジラ岩でした
「夕焼けをバックに吠えるゴジラをシルエットで」と、難しい条件付きです。

天気予報を何度も確認し、早朝3時に山形を出発しました
秋田は朝まで雨、昼頃から晴れの予報です
雨上がりのヌケを期待していましたが、秋田県に入った頃には土砂降りの雨 でした。

秋田市内に入る頃に、ようやく雨はやみ、青空が見え始めました
男鹿水族館「GAO」の開館前に、ゴジラ岩の駐車場と撮影ポイントを確認しました
あとは、夕焼けに期待するだけです。

男鹿水族館 ⇒ 入道崎 ⇒ なまはげ館 ⇒ 男鹿真山伝承館 ⇒ 寒風山 と周り
日の入り 1時間前に、ゴジラ岩に戻りました
この時間だと、ゴジラの口に夕陽を入れて撮ることもできました。

運良く出てくれた雲を使って 「火を噴くゴジラ」 も何枚か撮れました
狙っていた通りのゴジラ岩を撮ることができ、大満足の男鹿半島遠征でした。






「コマクサと蔵王のお釜」
2009.07.05 撮影  宮城県刈田郡蔵王町  2009.08

一昨年は、念願のコマクサを撮影することができました。
でも、心残りだったことがひとつ・・・
お釜は霧に隠されていて、ときおり姿を見せる程度でした。

蔵王のシンボル「お釜」とコマクサを絡めての写真を撮るために
条件の良い日を選んで熊野岳に登りました。
コマクサは今が盛りと咲いていて、お釜も綺麗に見えています。
願ってもないチャンスと、撮影ポイントを目指して急な坂を降りました。

撮影を済ませ、戻り始めた時に足元が崩れて登れません・・・
え?  こんな所で・・・  ウソだろ~!
「馬鹿なカメラマン、滑落死! お釜にダイブ!?」 の文字が頭の中をよぎりました。

今回は、運良く戻ることができましたが
「もう二度と、この場所に足を踏み入れることは無い!」  かな?(笑)

※危険な場所なので、良い子はマネしないでね!!
(ちなみに、立入り禁止区域ではありません






「トトロの木」
2009.06.28 撮影  山形県最上郡鮭川村  2009.07

地元では「小杉の大杉」と呼ばれていますが
「トトロの木」の愛称で、山形の観光名所のひとつになっています。

この木が有名になったのは、JR東日本のポスターに使われたのがキッカケで
山形新幹線の開業ポスターだったそうです。
アニメのトトロに似ていると話題になり、全国放送のテレビ番組で取り上げられ
それ以後は、各地から観光客が訪れています。

周囲には邪魔になるような物は無く、駐車場からでも一目でわかります。
残念なのは、近隣に他の観光地が無いことでしょか・・・
これを見るためだけで、ここまで来るのは個人的には抵抗があります。

鮭川村の資料では、樹齢は約千年、根回り6.3m 、高さ約20m 、 枝張り 17m
根本には山神の祠があり、村のご神木として信仰されています。






「きらめき」
2009.05.10 撮影  山梨県南都留郡山中湖村  2009.06

撮影場所は富士山の撮影ポイントのパノラマ台です。
正月には富士山の裏側に沈む夕日も、この時期には南アルプスのほうにズレてしまいます。

富士山から山中湖に目を移すと、真っ赤な夕陽に照らされた湖面がキラめき
いくつかの潮目が入り混じっているかのように、波の立ち方が違っています・・・
とても不思議な光景に出会えました。

大きな波が立っているあたりを、釣り人を乗せた船が横切って行きます
チャンスとばかりにシャッターを切りましたが、周りの人達は富士山しか見ていないようでした。

残念ながら今回も、富士山を背中から染めあげるような夕陽には会えませんでしたが
意外な場所で、素敵な一枚を撮ることができました。






「春爛漫」
2009.04.18 撮影  福島県会津若松市  2009.05

桜には「城」が似合うだろうと、勝手に決め込み
会津にある「鶴ヶ城」に出かけてみました。

天気予報では晴れだったのですが、薄雲が広がり
残念ながら、思うような青空になってくれませんでした。

白虎隊で有名な飯盛山からは、周囲の建物に邪魔されて
絵になるようなポイントはありませんでしたが
城址公園には、桜と鶴ヶ城をからめて撮る場所が沢山ありました。
富士山ほどではないけれど、カメラマンさんも沢山いました。

青空じゃなかったのが悔やまれますが、桜には城がよく似合います。





「春を呼ぶ」
2009.03.29 撮影 山形県山形市蔵王   2009.04

山形にも春がやってきました・・・
例年なら、とっくに春めいている時期ですが
珍しく雪が降ったので、雪をかぶった福寿草を撮りに出かけました。

福寿草が土手一面に咲く、お気に入りの場所に着くと
残念ながら、期待していた雪は積もっていません。
時間が悪いのか、曇りのせいか、綺麗に開いてる花も少なかったです。

収穫は、地主さんが分けてくれた一株の福寿草です。
自然の中に咲いてる物とは違いますが、身近で春を感じています。
来年も咲いてくれることに期待しています。

※ 福寿草  キンポウゲ科   花言葉 : 回想、思い出、招福、祝福






「霊峰 月山」
2009.02.28 撮影 山形県西村山郡西川町  2009.03

昨秋、素晴らしい紅葉を見せてくれた月山
今は深い雪に覆われ、厳しい姿を見せています。

月山が朝日に染まる瞬間を撮りたくて、極寒の朝に志津温泉の先の沼を目指しました。
ところが志津温泉を過ぎた所で、あっけなく「冬季通行止め」
月山が見えない場所で途方にくれている間に、陽が上ってしまうとは・・・

気持ちを切り替えて、雪景色と月山を撮れそうな場所を探しまわり
ようやく思うような場所を見つけました。
ここなら、春夏秋冬いつでも良い写真が撮れそうな気がします。

寒河江川の向こうに、左から 湯殿山、姥ヶ岳、月山が並んでいます。
新緑の頃に、また来てみたい場所です。







「蔵王 樹氷」
2009.01.29 撮影  山形県山形市 蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅周辺  2009.02

蔵王の樹氷は、アイスモンスターとも呼ばれ世界的に有名です。
樹氷は東北地方の奥羽山脈の一部の山域(八甲田山、八幡平、蔵王連峰、吾妻山)の
亜高山地帯でしか確認されず、海外でも樹氷の報告はほとんど無いようです。
それは樹氷ができるための、特殊な条件が必要だからだそうです。

2006.2 に、樹氷を撮りたくて地蔵山頂駅まで登りましたが、
地蔵山頂駅に着く頃には、生憎の空模様になってしまいました。
おまけに前日からの好天が災いして、樹氷が解けて形が崩れはじめていました。

それ以来、真っ青な空をバックに樹氷を撮りたいと
仕事と天気の様子を見ながらチャンスを待ちました。
今回も仕事の都合で一日延びましたが、これが結果的に良かったようです。

始発のロープウェイで地蔵山頂駅まで直行し、地蔵山~三宝荒神山を5時間ほど歩き回り
ようやく思っていたような樹氷に巡り会うことができました。

今度は冬の「お釜」を撮ることができればと思っています。
それには装備(スノーシュー)と体力、そして何よりも天候という条件をクリアできなければいけませんが・・・
いつになるかわかりませんが、ぜひチャレンジしたいと思っています。






「落陽」
2008.12.29 撮影  神奈川県逗子市 葉山マリーナ近郊  2009.01

夜明けの富士山を富士川で撮影後に
「江ノ島」をからめた富士山が欲しくて湘南に向かう。

以前から狙っていた「秋谷の立石」と富士山の夕景が撮れそうだと
富士市から伊東経由で車を飛ばすが、途中から大渋滞に巻き込まれ
江ノ島を過ぎた時点で秋谷はあきらめました。

いつもの七里ヶ浜や稲村ヶ崎じゃ芸が無いと
被露山公園から逗子マリーナの灯りと江ノ島をからめて狙うことにしましたが
時間が無くて焦ってしまい、入り口を見落とし見事に通過・・・
戻る時間も無かったので小坪に抜けましたが、海が見えた頃には太陽は水平線に近づいていました。

夕陽は伊豆半島の先に沈んだのですが、思った以上に色づいてくれて
「江ノ島」と「稲村ヶ崎」の間に富士山を入れて、湘南らしい一枚が撮れました。

秋谷の立石からの夕景も素晴らしかったのだと思いますが
次回のお楽しみと言うことで・・・。







「月山 草紅葉」
2008.10.08 撮影 山形県西川町志津 月山  2008.12

雲行きがあやしい中、 思い立ったように月山に向かう
昨年、一昨年と通ったが思うような紅葉に出会えずにあきらめていたが
見たことのない紅葉が見たくて月山へ。

志津温泉の紅葉を撮影し、夏スキーで有名な姥沢小屋のリフトに乗り
素晴らしい紅葉を左に見ながら高度を上げて行く。
リフトを降り、月山と姥ヶ岳の分岐点まで足場の悪い石段を登ると
まるで絨毯を敷き詰めたような見事な草紅葉が目の前に広がっていました。

薄着では耐えられないほどの寒さの中
撮影を始めて間もなく、雲が湧き上がってきました。
残念ながら数枚の撮影後に、月山は雲の中に消えてしまいましたが
紅葉の真っ盛りに出会えて、本当に嬉しかったです。

草紅葉って意外といいかも・・・。







「錦の丘」
2008.10.13 撮影 山形県米沢市 西吾妻スカイバレー  2008.11

紅葉の撮影に毎年出かけている裏磐梯への途中
米沢から白布温泉を抜け、西吾妻スカイバレーを駆け上がり
最上川の源流と言われる赤滝・黒滝を左に見ながら登って行くと
紅葉の名所「錦平」があります。

錦平で撮影を済ませ、福島県側に向かう途中で
絵に描いたような紅葉を見つけました。

この日は朝から抜けるような青空で
真っ青な空をバックに、赤や黄色の景色が美しく輝いていました
ススキの原に入り、贅沢な色をふんだんに使った景色を切取りました
先週の月山の紅葉も素晴らしいものでしたが
こちらの紅葉は、それ以上でした。

その後、裏磐梯・蔵王・月山(再)・裏磐梯の中津川渓谷・山寺・紅葉川渓谷と何回も出かけましたが
この時の紅葉より綺麗なものには出会えませんでした

今までに見た事が無い、素晴らしい紅葉に出会えた事に感謝です。







「秋のおとずれ」
2008.09.13 撮影  岩手県遠野市 「遠野ふるさと村」  2008.10

遠野」と云う言葉の響きに引かれて出かけてみました。
遠野と云えば柳田国男の「遠野物語」と「かっぱ淵」が有名です。

市内には「ふるさと村」「昔話村」「伝承園」「市立博物館」などの観光施設があり
特に「ふるさと村」では「曲り屋」「水車小屋」などがあり、昔ながらの田舎の風景が見られます。
ここでは、遠野の文化と伝統を守るために「まぷりっと」(守り人)と呼ばれる、
お年寄り達が農作業などを行っていて、昔ながらの生活の知恵を教えてくれます。

この日は、縁側で竹細工を作っていました。
藁葺き屋根の下を心地よい風が吹きぬけて行きます
秋の訪れを告げるように、赤い実の向こうでは紅葉が始まっていました。

時間の流れは勿論、すべてがゆったりとしています
とても居心地が良くて、長居しすぎました・・・

急に降り出した雨のせいにして
次の目的地「かっぱ渕」へと向かう事にしました。






「夜空に咲く華」
2008.08.10 撮影 山形県鶴岡市 赤川花火大会  2008.09

赤川花火大会は、鶴岡市を流れる赤川の河川敷を使って行われる、全国デザイン花火競技会です。
近年は花火関係者の方々から 「全国でも5本の指に入る大会」と評価されているそうです。
「割物の部」「デザイン花火の部」から構成されており、全国屈指の花火師の技の競演が楽しめます。
第十八回のテーマは 「to beloved」〜最愛の人に歓喜の瞬間を〜

迫力の<オープニング> 赤川ならではの<ミュージカル花火> 市民の想いがこめられた<市民花火>
毎年多くの花火ファンから熱い注目を浴びている<エンディング>
赤川の広大な河川敷を舞台に、夜空一面に大輪の花(華)が咲きました。

今回は、土手の上の撮影エリア(カメラマン席)を確保して撮影を開始しましたが
何枚か押さえたあとに、アート花火の撮影に切替えました。
そのため、普通に撮った花火は数えるほどしか無く、これはその中の一枚です。

アート花火の撮影が上手にできるようになったら、本腰を入れて普通の撮影をしたいと思っています。
やっぱり花火は「綺麗に撮れてナンボ」の物だと思いますので・・・





「富良野 麓郷の森 モノローグの木」
2008.07.10 撮影  北海道富良野市麓郷の森(ろくごうのもり)  2008.08

ラベンダーと花畑、そして「丘に立つ木」を撮りたくて
初めて北海道に出かけました。

美瑛、富良野では雑誌で見た景色を追ってみました。
ケンとメリーの木、セブンスターの木、哲学の木、マイルドセブンの丘
パッチワークの路、四季彩の丘、赤い屋根の丘、ファーム富田 ・・・

旅の終わりに「北の国から」のロケ地を回りました
拾って来た家⇒麓郷の森⇒ふらのジャム園⇒麓郷の森展望台・・・
この展望台で、素晴らしい景色に出会えました
まったく期待していなかったので、思わず「あっ!」と声が出てしまいました。

植えたばかりの野菜畑?の中に、一本の白樺の木が立っていました。
それまで見てきた「木」とは、あきらかに違う何かを感じました。
畑の脇に「モノローグの木」と案内がありました。
「モノローグ」とは「独白」と云う意味らしいのですが、ピンと来ない・・・ 白樺が一本だから?
でも、この景色の素晴らしさは「本物」でした!
遠くの山並み、丘の向こうには白壁の家、そして静かに佇む一本の白樺
この景色に出会えただけで、大満足でした。

富士山には無い魅力を感じた一週間でした・・・
いつかまた、出かけられたらと思います。


※「モノローグの木」の「モノローグ(独白)」とは「ひとりぜりふ」と云う意味があるそうです。






「SL さくらんぼ号」
2008.06.11撮影  山形県西村山郡大江町 左沢線(フルーツライン)  2008.07

さくらんぼシーズンに向け、観光PRのために
JR左沢線で〈SLさくらんぼ号〉が運転されました。
使用されたのはC11型325号と旧型客車でした。
C11型325号蒸気機関車は、1967(昭和42)年から5年間、
実際に左沢線を走っていたもので
現在は栃木県の真岡鉄道で営業運転している車両を借りたそうです。

今回の撮影は試運転のものです。
本番はHMを付けての運転になるので、あえて試運転を狙いました。
山形から「さくらんぼ号」を追いかけながら数ヶ所から撮影しましたが
勇壮なSLと白煙が引立つような場所は少ないですね。







「GT-R 復活」
2008.04.23撮影  宮城県 Sports Land SUGO  2008.06

1990年のR-32スカイライン 衝撃の「Gr-A」参戦から
2003年のR-34スカイライン 「Super GT」参戦 まで
数々のGT-R神話を残し、14年間のレース活動に終止符を打つ

4年間の休息期間を経て
2008年「Super GT」に NISSAN GT-R(R-35)として復活
勝てないフェアレディZのジレンマから解き放たれた今
マシンとしてのGT-Rだけでなく
新たなGT-R神話を残すような走りに期待しています

頑張れ日産、頑張れインパル!






「純白」
2008.04.20 撮影  山形県村山市楯岡  2008.05

近くで手軽に「みずばしょう」を撮れる場所として
春になると、毎年 訪れる場所です。
ここは「バラ公園」が有名で、バラ祭りの時期には
県内外を含め多くの観光客で賑わいます。

その奥に「みずばしょう」が自生している場所があります。
長い冬の厳しさのあとに、春の訪れを告げるように
人目につかず、ひっそりと佇む姿は心を癒してくれます。

手を伸ばせば触れる事ができる場所に
当たり前のように自生している「みずばしょう」に
小さな幸せを感じます。







「光と影」
2008.02.11 撮影  山形県最上郡大蔵村 四ヶ村  2008.04

山形県内で、一番それらしい棚田の雪景色を撮りたくて
真冬の天気の良い日に、県内有数の豪雪地帯に行ってみました。

秋に通った道を辿ると、途中から雪の壁に閉ざされました
雪かきをしていたおバアさんに道を尋ねると
「道は間違ってねぇげど、歩いてなんて行かんねぇ~!」
おバアさんの足には、しっかりと「カンジキ」が・・・

おバアさんに紹介された家でカンジキを借りて、いざ出陣!!
初めての「カンジキ歩行」 人に見られたら笑われそうな失敗をしながら辿りつき
やっと目にした棚田の素晴らしかったこと・・・

柔らかな雪の質感と、午後の日差しが作り出す影
途中にはウサギの足跡も・・・

次の冬には「マイ・カンジキ」を持って行くつもりです
苦労してでも行く価値がありますよ!


ちなみに積雪量ですが、カーブミラーが埋まってました・・・ おそらく2m以上なんでしょうね
スッポリ埋まってしまったら春まで待つしかないです(笑)







「砕氷」
2008.02.25 撮影 山中湖 平野  2008.03

凍結した山中湖と富士山を撮りたくて、時間をやりくりして通いました。
月明かりに照らし出された「氷と富士山」を狙っていたのですが、最後まで雲に邪魔されました。
連日の強風で富士山の雪は吹き飛ばされ、裏側は春のような様相に変わりました。
今年の冬は寒さが厳しく、雪がサラサラだったのかも知れません。

この日の朝はマイナス10℃だったのに忍野の霧氷も駄目で、花の都公園で月と富士山を撮り
平凡な朝が終わるはずでしたが・・・ 
なにげなく立ち寄った平野の浜に、とんでもない贈り物がありました。

誰かのイタズラかと思っていましたが、近づくと「大自然のイタズラ」でした。
溶けた氷が強風で押し上げられ、夜中に凍りついたのでしょう・・・
大自然の逞しさと素晴らしさ、そしてこの場に居合わせた偶然に感謝です!






「冬ぼたん」
2008.02.01撮影  高畠町 冬ぼたんまつり  2008.02

白銀の雪の中に、色鮮やかな大輪のぼたんが咲き誇る
「まほろばの里 冬咲きぼたんまつり」です。

「高畠町太陽館」をメイン会場に、町内の8会場で行われます。
色とりどりの「冬ぼたん」が、わらで編まれた「こも」の中に展示されています。

写真を撮るなら、夕暮れどきの「太陽館と冬ぼたん」がいいですね。
JR高畠駅前なので、カメラマンはもちろん通勤通学の皆さんも立ち寄ります。
カメラ付携帯やコンデジを片手に、かなりの人が訪れますので
シャッターを押すタイミングが難しいのが難点です。






「夕焼け」
2008.01.04 撮影  秦野市 権現山(弘法山) 夜景  2008.01

やっと撮れました、生まれ育った街からの富士山です。

予定では御殿場の長尾峠からの夕焼けを考えていましたが
ひょんな事から御殿場を出てしまい、アブ蜂とらずで終わるところでしたが
たまたま慢性的な渋滞も無く、すんなりと秦野まで辿り着きました。
それでも時間に余裕は無く、駐車場から展望台まで大急ぎで駆け上がりました。

周囲が暗くなるのと反対に、富士山のシルエットが浮かび上がります。
子供の頃から眺めていた「形」は、今もそのまま残っていました・・・
変わってしまったのは、やけに多くなった街の明かりだけのようです。

この風景を見ていると、不思議と心が落ち着きます。
御殿場の街明かりと夕焼けは、次回に持ち越しになりましたが
こんなに綺麗な「夕焼け」が撮れたことに感謝します。






「夜明け Ⅱ」
2007.4.29 AM4:27 撮影  新道峠   2007.12

いつかこの場所から富士山を撮ってみたいと思っていました。
行っても見えないの繰り返しで、初めて見えたのは3回目のことでした
道路事情が良くないので、あまり行きたくないと思いましたが
やっぱり「富士山と河口湖」を望むことができる絶景の魅力には勝てません

河口湖と富士山を引き立てるように輝く街明かり・・・
どこまでも続く伸びやかな稜線、均整のとれた雪化粧の富士山
本当に幸せな気持ちになれますよ

私にとって河口湖も富士山も幼い頃の思い出の場所
世界遺産になれなくても、いつまでも美しい姿でいて欲しいものです







「静寂」
2007.10.28 AM4:15 撮影  河口湖   2007.11






「秋色に染まる」
2005.10.26 撮影  秋田県由利郡 「法体の滝」(ほったいのたき) 2007.10






「カルソニック インパル Z」
2005.05.02 撮影  富士スピードウェイ  2007.9






「こまくさ」
2007.7.4  8:00撮影 蔵王「熊野岳」  2007.8






「ひめさゆりと棚田」
2007.6.8  9:45撮影  山形県西村山郡朝日町  2007.7






「夜明け」
     2007.5.5 AM5:00 撮影  忍野村
  2007.6






「大山桜」
2007.5.6 AM7:50 撮影 西蔵王高原   2007.5






「富士 今昔」
2006.3.19 PM5:30 撮影  由比町さった峠  2007.4




「紅富士」
2003.12.28 AM6:50 撮影  山中湖パノラマ台  2007.3




feel ~kaze~